風越山 | ||
レンゲショウマは終わりかけていたが秋の花の図鑑のような花いっぱいの山 | ||
日 | 2023年8月8日 | |
山 | 風越山A(1,698.8m) | |
行程 | 鷹鳥屋登山口(8:49)・・・ABコース分岐(8:52)・・・カヤトの境(10:04-27)・・・風越の頭(10:45)・・・敬神コース分岐1(10:50)・・・敬神コース分岐2(11:05)・・・風越山(11:06-32)・・・敬神コース分岐2(11:33)・・・レンゲショウマ群生地(12:07-22)・・・敬神コース分岐2(13:07)・・・敬神コース分岐1(13:20)・・・風越の頭(13:24)・・・カヤトの境(13:40)・・・タツマワシ(14:07)・・・オオマキ(14:20)・・・牛首展望台(14:25)・・・ABコース分岐(14:44)・・・鷹鳥屋登山口(14:45) | |
山行記 | ●この日はいつもの山仲間との山行だ。天気予報は直前まで良くなかったので、中止のつもりでいたのだが、直前に予報が代わり、結局、雨の心配は無さそうなので実施することになった。 ●豊川を朝6時に出発したが、登山口は中津川ICを下りてからが長く、約3時間程かかった。平日ということもあってまだ車の停まっていない駐車場に車を停めると、駐車場のすぐ近くにある登山口から登り始める。 ●歩き始めるとすぐにAコースとBコースとの分岐に出るので、Aコースを選んで登っていくが、なかなかの急登で、この急登で標高を約500m以上稼ぐ。道沿いでは、フシグロセンノウやタマアジサイ、ヤマジノホトトギスなどが咲いていて癒される。 ●急な道はひたすら続くが、やがて、草原に出るが、傾斜は緩まない。それでも、そこから作業小屋周辺は花が多く、この時期は、マツムシソウやカワラナデシコ、ツリガネニンジンなどの秋の花が咲いていて、まるで秋の花の図鑑を観ているようだ。 ●急登は変わらないが、次々と現れる花々を観ているとなかなか進まない。加えて、展望も良くなり、御岳や恵那山などは山頂部に雲がかかって見えなかったが、急峻な谷を形成する木曽川と麓の集落を見下ろすことができる。 ●作業小屋を過ぎると道は再び樹林帯に入って傾斜も緩み、花も、オクモミジハグマやカニコウモリ、コウモリソウなどが目立つようになる。昨年はこの辺りでレンゲショウマを何株か観たので捜しながら歩くが、今回は1輪観ることができただけだった。 ●その後敬神コースへの分岐を2箇所過ぎると程無く風越山山頂に着く。風越山山頂は三角点があるが、展望は無く、展望はそこから5分程先に展望所があるようだ。それでも、今回はレンゲショウマが目当てなので、それはまたの機会にすることにした。 ●風越山山頂で少し休憩をした後敬神コース分岐2まで戻り、そこからレンゲショウマ群生地へ下る。道はネットで紹介されていた通り激下りで、それに加え道が濡れているので余計滑りやすく、慎重に下っていく。 ●下るということは、当たり前のことだが帰りには登り返すということなので、心配になってくるが、急な下りは続く。道沿いにはカニコウモリが一斉に咲いており、地味な花なのだがここまで咲き揃うと見事で、外にもバイカオウレンの葉が多く観られた。 ●感覚的には随分下ったように感じているがなかなか着かないので、心配になる頃、ようやくレンゲショウマを見つけることができた。ひとつ見つかると外のものも次々と見つかるが、大半は咲き終わった葉ばかりで、結局数輪見つかっただけだった。 ●しかも、傷んでいない花はさらに少なく、どうやら最盛期を外してしまったようだ。それでも、妖精のような気品のある可愛い花を楽しんだ後、急登を登り返して敬神コース分岐2まで戻ったが、下るとき想像していたよりは早く戻ることができた。 ●敬神コース分岐2からは来た道を戻り、再び草地のお花畑を楽しんだ後、今度はBコースを下ることにした。Bコースも最初は急な下りが続き戸惑うが、「オオマキ」を過ぎると緩やかな山腹道に代わるので一安心だ。 ●後はその山腹道を歩くが、意外に長く、花も少ない。それでも、ひたすら下っていくと往きに分岐したAコースとBコースとの分岐に出るので、そこから登山口まで下ると、すぐのところにある駐車場に戻った。 |
鷹鳥屋登山口駐車場 | 鷹鳥屋登山口 | Aコース、Bコース分岐 |
カヤトの境 | 御岳と上松の街 | 作業小屋 |
風越の頭 | 敬神コース分岐1 | 敬神コース分岐2 |
風越山山頂 | レンゲショウマ群生地にある看板 | Aコース、Bコース分岐 |
御岳が観えるハッピャクガリ | オオマキからは山腹道に代わる | クマハギ |
レンゲショウマ | ||
レンゲショウマ | キソチドリ | |
アリドオシラン | タマアジサイ | |
コオニユリ | ママコナ | |
カワラナデシコ | マツムシソウ | オミナエシ |
トリカブトの蕾 | オカトラノオ | ノギラン |
シュロソウ | キンミズヒキ | ツリガネニンジン |
ウツボグサ | ハナチダケサシ | センジュガンピ |
ミツバツツジ | キリンソウ | オオバギボウシ |
ヤマオダマキ | バイケイソウ | ニガナ |
ミツバツツジ | ユキザサ | イワウチワ |
メタカラコウ | ノアザミ | ヤマホタルブクロ |
ヨツバヒヨドリ | ユウズゲ | リョウブ |
チゴザサ | ヤマジノホトトギス | 白花のヤマジノホトトギス |
フシグロセンノウ | オクモミジハグマ | カニコウモリ |
コウモリソウ | ハエドクソウ | ミズヒキ |
チヂミザサ | ヤブハギ | ミヤマタニソバ |