TOP年別山行記録2023年>神石山

神石山
正月のサギソウやノリウツギなどが咲く葦毛湿原と花は夏休みの弓張山地の山々
2023年8月5日
神石山(34)(324.7m)、座談山(34)(320m)、船形山(33)(276m)
行程 葦毛湿原駐車場(7:54)・・・葦毛湿原入口(8:05)・・・岩崎自然歩道合流点(8:38)・・・一息峠(8:48)・・・稜線(9:00)・・・NHK二川テレビ中継局(9:13)・・・座談山(9:23-28)・・・船形山のコル(9:37)・・・船形山(9:42)・・・普門寺峠(10:00)・・・神石山(10:09-35)・・・普門寺峠(11:20)・・・船形山(11:25)・・・船形山のコル(11:31)・・・稜線への階段下(11:47)・・・一息峠(11:54)・・・岩崎自然歩道合流点(12:01)・・・葦毛湿原入口(12:27)・・・葦毛湿原駐車場(12:38)
山行記
●梅雨明けしても不安定な気候で、いつ雨が降ってもおかしくない日が続く。この日も、曇りの予報だが朝から暑い雲がかかり嫌な感じだ。土曜日ということで半分以上車が停まっている葦毛湿原駐車場に車を停めると早速歩き始める。
●やはり、歩き始めてすぐに雨が降り出し、雨脚も強まってきた。仕方がないのでザックカバーを付け、折り畳み傘で歩くが、止みそうにないので引き返そうかと思ったが、最悪葦毛湿原だけでも観ていこうと思い、そのまま行くことにした。
●葦毛湿原の木道を歩き始めると、雨が止んだので、予定どおり山に登ることに決めた。雨で滑りやすい木道を歩いていくと、サギソウが最盛期で、咲き始めたノリウツギや終盤を迎えたミミカキグサなどを観ることができた。
●葦毛湿原からNHK二川テレビ中継局を目指し樹林の中の山腹道を緩やかに登っていくが、この区間は花は無く、秋の花が咲くまで一休みといった感じだ。
●一息峠を過ぎ、そのまま同じような道を登って行くと、急な階段が現れる。意外と長い急な階段を上り切ると弓張山地縦走路に出る。以降、短いが急な道を登っていくと樹林帯から飛び出し、三河湾や遠州灘などの展望が開ける。
●この辺りは樹木が伐採されているのでさらに展望が良くなっており、廃止予定だった大脇自然歩道も復活したようだ。さらに進むと送電線鉄塔を過ぎて、ヤブランやオトギリソウなどが咲くNHK二川テレビ中継局に着く。
●NHK二川テレビ中継局から少し下り、登り返せばNHK二川テレビ中継局とほぼ同じ高さの座談山山頂に着く。山頂の送電線鉄塔の立つ場所から見えるはずの富士山はこの日は観ることができなかった。
●座談山から急坂を下り、船形山のコルを経て少し登ると船形山山頂だ。かつては展望のあった船形山も、現在は草木に覆われ、展望はまったく無い。
●船形山から下ると普門寺峠に着くが、普門寺への下山道は立ち入り禁止のままだ。普門寺峠からは岩が目立つようになり、木が伐採されて明るくなった望寺岩、そして送電線鉄塔を過ぎると、手洗への分岐に出る。
●手洗への分岐からは神石山への急な登りが始まる。しだいに急になってくる登りは、途中から樹脂製の階段が現れ、それを登り切れば、一等三角点のある神石山山頂だ。
●土曜日ということもあり賑わう山頂は、日陰のベンチはすべて埋まっていた。やはりここからも富士山は観ることができなかったが、いいのか悪いのかはわからないが、サギソウが植えられ、満開の花を咲かせていた。
●神石山からは、船形山のコルから山腹道を歩いて階段下に出ると、来た道を戻った。再び葦毛湿原に戻ると木道を歩いて再び散策した。木道の一部は、スズメバチの巣があるということで一時通行止めになっていた。

葦毛湿原入口 NHK二川テレビ中継局 座談山山頂
船形山のコル 船形山山頂 普門寺峠
神石山山頂 スズメバチの巣があり一時通行止め ほぼ満車の葦毛湿原駐車場
ミミカキグサ ホザキノミミカキグサ オトギリソウ
フユイチゴ オカトラノオ ノブドウ
オニドコロ ミズギク トウカイモウセンゴケ
サギソウ サギソウ サワシロギク
ノリウツギ クサギ キンミズヒキ

TOP年別山行記録2023年>神石山