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平尾山、五葉山
正月の猛暑の中 花は秋まで一休みの五葉湖周辺の山々
2023年7月25日
平尾山(27)(464m)、五葉山(43)(338.0m)
行程 五葉湖駐車場(7:16)・・・野鳥の森入口(7:29)・・・レンゲツツジの小径分岐(7:38)・・・送電線鉄塔のある広場(7:53)・・・五葉山分岐(8:01)・・・五葉山(8:25-30)・・・五葉城祉、平尾山分岐(8:44)・・・高城砦跡(8:52)・・・平尾山(9:16-19)・・・送電線鉄塔(9:34)・・・作業路出合(9:41)・・・林道出合(10:10)・・・五葉城祉、平尾山分岐(10:21)・・・五葉城祉(10:24-40)・・・蛇穴分岐(10:57)・・・展望の小径下降点(11:10)・・・車止め(11:28)・・・湖畔道路、五葉城址分岐(11:33)・・・五葉湖駐車場(11:39)
山行記
●真夏は花も少なくなるし、この日も危険な暑さになるという天気予報なので、何処へも行かなければいいのだが、朝から天気がいいので、結局久々の五葉湖へ出かけることにした。
●朝から痛い程の陽が照り付ける五葉湖駐車場は、平日ということもあり二台車が停まっているだけだった。車を停めると早速歩き始める。最初の野鳥の森までの五葉湖堰堤や湖畔道路は日影がほとんど無いので、いきなり汗だくだ。
●堰堤では植栽のハナゾノツクバネウツギがよく咲き、外にもマツヨイグサやタケニグサなどの花が観られた。野鳥の森からコンクリート舗装の道を登っていくが、よく草刈りがされていて歩きやすくなっていた。
●途中からレンゲツツジの小径を進み、作業道に出るとそれをしばらく歩くが、まだ日陰になっているので快適に歩くことができるが、道沿いではリョウブの花が咲いているぐらいで、外にはこれといった花は観られなかった。
●鉄塔のある広場から平坦な山道を進み、赤い実の小径の分岐から自然歩道と岐れて五葉山への急な登りを登る。急な登りが落ち着くと少し平坦な道を進み、最後の短い急登を登り切ると五葉山山頂だ。
●五葉山山頂は、鉄塔周りの木々が伐採されたので見晴らしは良くなったが、日陰が少なくなってしまった。山頂には三角点があるが、このところよく見る三角点名が書かれた標識が木に架けられていた。
●五葉山からは市境稜線をアップダウンしながら歩き、途中、五葉城址への分岐を見送り、平尾山方面へ進む。最初の急坂を登り切ると高城砦跡に着くが、そこからさらにアップダウンしながら登っていくと豊川市街方面などに展望の開けた場所に出る。
●そこから少し登ってすぐに少し下り、平坦な道を行けば、県境稜線が貫く平尾山山頂に着く。平尾山山頂は樹林に囲まれ展望は無いが、色々な山名プレートなどがあって賑やかだ。
●まずは県境稜線上の急坂を下る。途中から伐採地に出るので明るく展望が広がるが、意外に不安定な急坂で、おまけに足下が見えない程ススキなどの葉が伸び切っているので展望に気を取られている余裕はない。
●ススキをかき分けながらなんとか送電線鉄塔の下まで来ることができたが、頑固なススキの葉で手を切ってしまった。送電線鉄塔下からは、県境稜線と岐れて急な鉄塔巡視路を下る。すぐに作業道に下り立つが、最後の下りがさらに不安定になっていた。
●後はしばらく作業道を歩くのだが、木の枝やススキなどの葉が道を覆い、段々と歩き難い道に代わっていく。作業道にもこれといった花は咲いていなかったが、シュウブンソウやヤブタバコ、アケボノソウなどの葉が目立っていた。
●作業道から林道に出ると、林道がテープで止められていたが、どちらへ行くのを停めているのかがわからなかった。林道を歩いていくと、五葉山と平尾山との間の分岐に着くが、そのまま林道を進むと五葉城址への入口が現れる。
●五葉城址入口から案内に従って緩やかに登っていくと、広く展望の開ける五葉城址に着く。この日は富士山などの展望は得ることができなかったが、キキョウやノアザミ、ヒメヤブランなどが少しだが咲いていた。
●五葉城址の日陰のベンチで少し過ごした後、いつものとおり林道を下る。この日は平日で、猛暑の予報だったのだが、林道ではこの暑さに負けず登ってくる、何組かのかなり高齢な方々に出会った。

朝から暑い五葉湖と五葉山 綺麗に草刈りがされた野鳥の森入口 明るくなった五葉山山頂
高城砦跡 平尾山山頂 ますます荒れる作業道への最後の下り
テープで止められた林道 五葉城址 林道から観る平尾山と高城砦
五葉湖駐車場と吉祥山 シオカラトンボ ジャコウアゲハ
ヒグラシ ツマグロヒョウモン ヒメアカネ
マツヨイグサ ハナゾノツクバネウツギ(アベリア) タケニグサ
ヤマハギ ヘクソカズラ メヤブマオ
ムラサキニガナ コガンピ ナツハゼ
オトギリソウ マツカゼソウ キンミズヒキ
ノリウツギ キキョウ ノアザミ
ヒメヤブラン リョウブ アキノタムラソウ
ヤブハギ ニガクサ クサギ

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