富士見台 | ||
正月の梅雨空の中 今年もオオヤマレンゲやシナノショウキランに出会えた恵那山トンネルの真上の山 | ||
日 | 2023年6月27日 | |
山 | 富士見台H(1,739m) | |
行程 | 大桧駐車場(8:14)・・・追分登山口・・・神坂峠(9:42)・・・萬岳荘(10:00-14)・・・三差路(10:29)・・・神坂小屋(10:33)・・・富士見台(10:43-58)・・・萬岳荘(11:30)・・・神坂峠(11:44)・・・追分登山口(12:40)・・・大桧駐車場(12:55) | |
山行記 | ●梅雨の真っ最中だが、これまで立ててきた山の計画は全て直前で雨の予報が消え、実施できて来た。この日も、雨の予報だったのだが、晴れとはいかないが曇りの予報に代わり、予定どおり出発することにした。 ●いつものように豊川を朝6時に出発し、トラックや通勤車両に交じって現地を目指す。これまでも建設中だった神坂PAのスマートインターの工事はまだ終わっていないようだったが、これが完成すればここへのアプローチも大幅に短縮される。 ●平日ということもあり、登山口へ向かう九十九な舗装道は独り占め状態で、外の車に会わないままスムーズに大桧駐車場まで着くことができた。昨年来た時には工事中で現場事務所や仮設トイレもあったのだが、今回は見事にそれらは取り払われていた。 ●一台の車も停まっていない駐車場に車を停めると、早速歩き始めるが、日差しも無いうえ、さすがにこの標高なので半袖では涼しいぐらいだ。それでも歩き始めればちょうどいい感じになりそうだ。 ●駐車場から舗装道を花を探しながらゆっくり登っていくと、シナノショウキランやクモキリソウなど、期待した花々に出会うことができていい感じだったが、コケイランはかろうじて花後の様子を観ることができるぐらいだった。 ●それでも、既に盛りは過ぎているかと思っていたオオヤマレンゲが最盛期で、白くて可愛い蕾も観られることから、まだまだ見頃が続きそうだった。ただ、今年はベニバナイチヤクソウが確認できなかったのは気になるところだ。 ●花を探しながらの楽しい林道歩きは神坂峠で一旦終わりとなり、峠からは萬岳荘へ続く作業道を進む。平日で車の少ない恵那山登山者用駐車場を過ぎてしばらく歩くと萬岳荘に到着する。 ●萬岳荘で少し休憩をしてから、舗装がされ歩きやすくなった道を登って富士見台を目指す。晴れていれば一面のササと青空が素晴らしい登り道だが、ここに来てガスはさらに濃くなり、周囲を見渡すこともできない。 ●坂を登り切ると稜線の三差路に着き、以降は、ガスの中、石の多い歩き難い道を緩やかに登っていく。途中、神坂小屋を過ぎ、すぐに神坂山への分岐を見送って登っていくが、期待していたササユリはまだ蕾が固く、開花までにはまだ時間がかかりそうだ。 ●周囲が見えないまま緩やかになった道をさらに登っていくと富士見台山頂に到着する。本来なら、360度の大展望が広がるところだが、この日はガスですぐ近くも見ることができない。それでも、今回は花が目的なのでそれまでは期待していない。 ●富士見台山頂で休憩していると、ようやくこの日初めて外のグループに出会った。その後来た道を戻ったが、ここに来て天気は徐々に回復してきて、帰りの林道では麓の街や周囲の山肌などなども見ることができた。 ●日が差し始めると今度は一転して暑くなり、登りの時に晴れて暑く無かったのはとってもラッキーだったと実感した。ただ、明るくなってきたので、往きには暗くて上手く撮影することができなかった花々を撮り直しすることができたのは良かった。 |
一台も車の無い大桧駐車場 | 神坂峠の恵那山登り口 | ガスに包まれた萬岳荘 |
人気の無い萬岳荘のデッキ | 三差路 | 神坂小屋 |
富士見台山頂 | 帰路ようやく見えた麓の街 | 追分登山口 |
オオヤマレンゲ | ||
ミッキーのようなオオヤマレンゲ | ||
シナノショウキラン | ||
花も終わりのコケイラン | ||
クモキリソウ | ||
ツルアジサイ | エゾノヨツバムグラ | クマイチゴ |
イガホウズキ | ミヤマツボスミレ | コナスビ |
ニシキウツギ | クルマムグラ | ヤマオダマキ |
キツネノボタン | ハナヒリノキ | ムラサキサギゴケ |
レンゲツツジ | ウマノアシガタ(キンポウゲ) | コミネカエデ |
ミヤママタタビ | マタタビの実 | コミネカエデの実 |
ナガバノモミジイチゴ | コアジサイ | トリアシショウマ |
ハナチダケサシ | ツルキンバイ | ズダヤクシュ |
ハナニガナ | カモガヤ | エナガ |