TOP年別山行記録2023年>衣笠山、滝頭山

衣笠山、滝頭山
正月のゴールデンウィークも終わり花も一休みの田原アルプス
2023年5月9日
衣笠山(110)(278.4m)、滝頭山(88)(256.4m)、不動岳(88)(200.7m)、赤松山(87)(193m)、中西山(87)(260.5m)
行程 滝頭公園駐車場(8:15)・・・衣笠自然歩道入口・・・藤七原湿地入口(8:49)・・・殿様新道入口(9:21)・・・衣笠山(9:41-51)・・・桟敷岩(9:55)・・・桟敷岩新道・直登コース分岐(10:04)・・・東屋(10:15)・・・仁崎峠(10:26-31)・・・滝頭山(10:49-57)・・・中西山(11:01)・・・長興寺分岐(11:03)・・・荒れた林道(11:10)・・・三ツ俣(11:21)・・・迷子尾根ノ頭(11:26)・・・不動岳(11:33)・・・赤松山(11:43)・・・扇原(11:50)・・・クチナシの道入口(12:11)・・・滝頭公園駐車場(12:14)
山行記
●群馬遠征から帰り、残り三日間の休みは、天候も思わしく無かったこともあるが、どこへも行かずに過ごした。この日は、ゴールデンウィーク明けの最初の休みになるのだが、天気が良さそうなので、ご無沙汰している地元の山を覗きに行くことにした。
●妻が同行したこともあって、いつもより遅めに豊川を出ることになったので、予想したとおり、まともに通勤時間帯の渋滞に巻き込まれてしまった。それでも、8時過ぎには滝頭公園駐車場に着くことができた。
●さっそく支度を済ませると、市道を歩いて藤七原湿地方面へ歩き始める。いつもはいろいろな花が咲いているこの道も、早朝ということもあるが、花はあまり観られない。
●藤七原湿地も、シランが咲いている外は、ユズリハや咲き始めたガマズミなどが観られただけだった。野草衣笠団地では、ナルコユリやクリンソウなどが咲いていたが、エビネやユキノシタは既に終わっていた。
●未舗装の林道に出ると、それを少し歩いて殿様新道を登る。急斜面に付けられた道を登るが、途中で大きな木が倒れていて道を塞いでいた。それでも、木は中がスカスカで、枝も手で折ることができたので、問題無く通ることができた。
●さらに急登を登り切ると松尾岩コースと合流して衣笠山山頂に到着する。この日は雨後でよく晴れていたので展望台に上ってみたが、残念ながら富士山や南アルプスなどの遠くの山は観ることはできなかった。
●衣笠山からは、いつものように桟敷岩新道を下る。やがて直登コースと合流すると、以降は広い防火帯の道を歩く。道では既に花期を終えたウラシマソウの葉が目立ち、タツナミソウは咲き始め、花期はまだだがウバユリの葉も多く見られた。
●仁崎峠から、急坂をひたすら登り切れば滝頭山山頂だ。滝頭山山頂で少し休憩をした後、長興寺自然歩道を進む。中西山山頂を越えた所にある分岐から下っていくと西の覗きがあり、さらに下ると荒れた林道に出る。
●荒れた林道を横切って山道を進む。この時間には気温も上がり、日向は暑いが、樹林帯の木陰で風が通るので気持ちがいい。三ツ俣から迷子尾根の頭を越えて不動岳を目指すが、何時もいろいろな花が観られるこの間もこれといった花は無かった。
不動岳山頂に着くと再び道が広くなり、以降、赤松山山頂を越え、扇原からクチナシの道を下る。クチナシの道では、オカタツナミソウやアマドコロなどがよく咲いており、ササユリの葉も目立っていたので、あと数週間で開花するのだろう。
●クチナシの道は滝頭公園内の作業道と合流して終わる。後は車を置いた滝頭公園駐車場へ戻った。この日はゴールデンウィーク直後の平日ということもあり、公園でスポーツを楽しむ人はいなかった。

滝頭公園駐車場と滝頭山 藤七原湿地近くの池と衣笠山 未舗装林道出合
倒木が道を塞ぐ 衣笠山山頂 ジョギングコースと合流
仁崎峠 滝頭山山頂 西の覗きから見る長興寺山
荒れた林道 不動岳山頂 赤松山山頂
扇原 ツバメ シラン
スイカズラ ユズリハ ガマズミ
ヤブジラミ ナワシロイチゴ ノイバラ
野草団地のナルコユリ アマドコロ 野草団地のクリンソウ
アリドオシ 絶滅危惧種のナガボナツハゼ キリ
タツナミソウ オカタツナミソウ トベラ
モチツツジ ミヤコツツジ ヤマツツジ
ヤマハゼ オオジシバリ ウツギ
ニガナ ヤマムグラ キランソウ(ジゴクノカマノフタ)

TOP年別山行記録2023年>衣笠山、滝頭山