御荷鉾山 | ||
正月の好天の下のんびりと花を楽しみながら歩いた上州の山 | ||
日 | 2023年5月3日 | |
山 | 御荷鉾山(西御荷鉾山/1,286.5m) | |
行程 | 西御荷鉾山登山口駐車場(7:33)・・・稜線(8:05)・・・御荷鉾山(西御荷鉾山)(8:10-34)・・・投石峠(9:07-11)・・・稜線(9:46)・・・東御荷鉾山(10:02-22)・・・稜線(10:35)・・・投石峠(11:06)・・・西御荷鉾山登山口駐車場(11:35) | |
山行記 | ●群馬遠征二日目は、御荷鉾山一山だけということで朝も余裕だ。前日は朝5度まで下がった気温もこの日の道の駅甘楽は二桁の気温で過ごしやすさが違う。 ●とりあえず支度を済ますと、御荷鉾山登山口へ向けて出発する。この日もカーナビが示したコースで向かおうとするが、登山口の西御荷鉾山登山口駐車場まで40kmと意外に遠い。 ●疑問を持ちながらもそれに従い車を走らせるが、道は舗装はされているものの細くて急坂が多い。挙句の果てには南の神流町まで下り、また同じだけ登り返すという超大回りの道を指示された。 ●後で見直すと、御荷鉾スーパー林道を進んだ方がはるかに近かったということがわかった。それでもそのおかげで、丁度その日に行われていた神流町の鯉のぼり祭りの、山から川を渡した数百匹の鯉のぼりが青空の下に泳ぐ姿を観られたので良しとしよう。 ●そんなことで、少々時間をロスしながらも、朝7時半頃には西御荷鉾山登山口の広い駐車場に着くことができた。早速支度をして歩き始める。登山口は道を挟んだ向こうにあり、始めは林道のような広い道を登る。 ●道は最初から急で、大きく曲がりくねる林道を串刺しにしながらひたすら登っていく。道沿いにはタチツボスミレなどのスミレの仲間が多く咲いており、いい励みになる。 ●上部に行くと植林帯から雑木林に代わり、道はさらに急になる。木の階段が現れるようになると、背後には武甲山などの秩父の山並みが見えてくる。急坂を登り詰めると尾根に出て、尾根上の道と合流する。 ●そこからは、後一登りで御荷鉾山山頂である西御荷鉾山山頂に着く。西御荷鉾山山頂には大きな不動明王像が祀られ、三角点や立派な山頂標識、ベンチなどが設置されている。 ●また、西御荷鉾山山頂は南面が刈り払われていて、武甲山などの秩父の山々を一望することができ、北面の木々の間からは榛名山や赤城山、その背後にはまだ雪を多く残す日光や東北の山々を観ることができた。 ●気候的にも丁度過ごしやすく、この日の予定はこの一山だけなので、しばらくまったりとした後、隣りの東御荷鉾山へ向かう。西御荷鉾山山頂から植林帯の中の道をひたすら下ると舗装道が見えてきてやがて東西の御荷鉾山の鞍部に当たる投石峠に着く。 ●投石峠から少し舗装道を歩き、案内に従って山道に入るのだが、最初が落ち葉の積もる急坂で、張られたロープを頼りに必死に登る。以降は緩やかな坂で、ピークを避けた山腹道が続くので歩きやすいが、時折岩の露出した歩き難い箇所もあった。 ●やがて尾根に出るが、そこからが東御荷鉾山への登りとなる。西御荷鉾山への登りと比べれば緩やかな登りを登り切ると東御荷鉾山山頂に到着する。東御荷鉾山山頂にも不動明王が祀られている。 ●東御荷鉾山山頂も西御荷鉾山山頂程ではないが秩父の山並みを眺めることができた。また、不動明王を祀っている外柵内に蕾を膨らませつつあるササユリが多く見られたのは驚きだった。 ●東御荷鉾山山頂でもしばらく過ごした後、来た道を通って投石峠まで戻った。投石峠からは花を楽しみながら御荷鉾スーパー林道を歩いて車を置いた西御荷鉾山登山口駐車場まで戻った。 |
西御荷鉾山登山口駐車場 | 西御荷鉾山登山口 | 急な木の階段が続く |
稜線 | 西御荷鉾山(御荷鉾山)山頂 | 西御荷鉾山山頂に祀られる不動明王 |
西御荷鉾山山頂から見る武甲山 | 西御荷鉾山山頂から見る浅間山 | 西御荷鉾山山頂から見る? |
西御荷鉾山山頂から見る榛名山と谷川岳などの山並 | ||
投石峠 | ここから東御荷鉾山への登りが始まる | 東御荷鉾山山頂 |
東御荷鉾山山頂から見る武甲山 | 東御荷鉾山方見る西御荷鉾山 | 投石峠へ落葉の降り積もる急な下りを下る |
タチツボスミレ | マルバスミレ | エイザンスミレ |
ヒナスミレ? | コミヤマスミレ | アカネスミレ |
ミヤマキケマン | ミツバアケビ | マムシグサ |
トウゴクミツバツツジ | マルバアオダモ | ムラサキケマン |
ニワトコ | フデリンドウ | ミツバツチグリ |
モミジイチゴ | キブシ | ワラビ |