TOP年別山行記録2023年>風頭山

風頭山
正月の諦め半分だったが意外にナンカイイワカガミを楽しむことができた額田の里山
2023年4月23日
風頭山(597m)M
行程 駐車場(8:41)・・・風頭山入口(8:44)・・・風頭山登山口(8:52)・・・林道終点(9:03)・・・林道出合(9:17-22)・・・稜線分岐(9:43)・・・風頭山(10:18-11:05)・・・稜線分岐(11:22)・・・林道出合(11:37-42)・・・林道終点(11:54)・・・風頭山登山口(12:02)・・・駐車場(12:10)
山行記
●毎年この時期、ナンカイイワカガミを観に来ている風頭山だが、今回は、同級生を中心とした山登りの仲間を案内することになった。とは言っても、春の花の開花が早い今年のことで、既に終わってしまっているのではないかと心配しての出発となった。
●今回は御津に集合して、萩坂峠経由で登山口へ向かうが、これまで長期間通行止めになっていた杣坂峠は既に通行可能となっていたようだ。それでも、御津からならば萩坂峠経由の方が近いし、道が細くカーブが連続する杣坂峠の道よりも走りやすい。
●いつもの駐車場に着いたが、日曜日というのに外の登山者はいないようで、やはりナンカイイワカガミは全て花を落としてしまったのではないかと心配はつのる一方だ。
●とにかく支度を終えると出発するが、舗装道沿いにいつも見られる花が少ないのが気になる。舗装道から林道に入り緩やかに登っていくが、道に落ちたスギなどの落ち葉や小枝がいつもよりも多く感じる。
●やがて橋を渡ると右方向へ続くコンクリート舗装の道へ入るが、意外に急なので、油断は禁物だ。例年よく見られる、ミヤマコスミレはあまり見られず、イズセンリョウの花も終わりかけのようだ。
●コンクリートの林道の終点からは山道になる。いつもは草が覆い被さって歩き難いのだが、今年はよく歩かれているのか、歩きやすい。山道はしだいに急になり、最後に不安定な急坂を登り切ると明るい林道に出る。
●林道で少し休憩した後、林道の対岸にある急坂に取り付く。急坂はすぐに終わるが、その後も結構な傾斜が続き、しだいに急な斜面をジグザグに登るようになる。急坂が落ち着いてくると三角点方面との分岐となる稜線に出る。
●以降は、稜線上の道をアップダウンしながら進んでいく。道沿いには、ミヤマコスミレなどが咲いているが、シハイスミレやタチツボスミレなどは、既に、傷んだ花と葉しか見ることができなかった。
●岩場を過ぎると、風頭山山頂への急坂が始まるが、急な斜面に多くは無いがナンカイイワカガミの花が残っているのが見えた。そして、上に行くにしたがい花数も多くなり、十分に楽しむことができた。
●夢中になってナンカイイワカガミの写真を撮った後、風頭山山頂に立った。山頂は展望が無いので、少し南に下りたところの岩場で展望を楽しみながら休憩することにした。
●この日は天気にも恵まれ暑くも無く寒くも無く、居心地がいいので、長い間休憩をした後、下山は来た道を戻った。結局この日は、日曜日なのだが外の登山者のグループと出会うことは無かった。

駐車場 風頭山入口 橋を渡ると風頭山登山口
林道出合 稜線分岐 風頭山山頂
風頭山山頂から見る本宮山 ナンカイイワカガミ
ナンカイイワカガミ
ミヤマコスミレ ヒメミヤマスミレ イズセンリョウ
スルガテンナンショウ モチツツジ スノキ

TOP年別山行記録2023年>風頭山