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神石山
正月のトキワマンサクが満開の自生地から常連の登山者で賑わう神石山へ
2023年4月9日
神石山(32)(324.7m)、嵩山A(170.7m)
行程 トキワマンサク見学者駐車場(7:20)・・・トキワマンサク自生地(7:32-39)・・・神座古墳群(8:00)・・・嵩山登り口(8:08)・・・嵩山(8:15-37)・・・梅田峠(8:26)・・・仏岩(8:40)・・・ラクダ岩分岐(8:58)・・・神石山(9:15-33)・・・ラクダ岩分岐(9:48)・・・ラクダ岩(9:51)・・・ラクダ岩分岐(9:57)・・・梅田峠(10:21)・・・神座古墳群(10:34)・・・トキワマンサク自生地(10:55-11:01)・・・トキワマンサク見学者駐車場(11:07)
山行記
●昨年計画していたが失念していて時期を逃してしまったトキワマンサク自生地から神石山へ登る計画だったが、今年は春の花の開花が早いようだ。なので、例年4月中旬に満開になるトキワマンサク自生地だが、それよりも少し早く訪れてみることにした。
●7時半前にトキワマンサク見学者用駐車場に着いたものの、日曜日だというのにまだ一台の車も停まっておらず、やはり少し早かったのかと思ったが、とりあえず駐車場からは観ることができないトキワマンサク自生地まで行ってみることにした。
●この日は少し風があるものの朝から青空が広がり、嵩山などの山肌には新緑の中にクロバイの純白の花がいいアクセントになっていて美しく、道端ではカラスノエンドウやノゲシ、オオイヌノフグリなどの定番の花が咲き競っていた。
●少し歩くと、前方に薄い黄色の花が見えてきたので、とりあえずトキワマンサクは咲いているようだ。トキワマンサク自生地に着くと、ほぼ満開のトキワマンサクが青空を背景によく映えていた。
●まだ早朝で日陰が多いので、日がよく回る帰りにまた寄ることとして、そのまま嵩山方面へ向かう。「神座古墳群」の案内に従って川沿いの道から橋を渡り、広い未舗装の道を緩やかに登っていく。
●途中で舗装道を横切り、大きな給水施設の横を抜けると、程無く神座古墳群に着く。クロバイの白い花を見ながらさらに登っていくと東雲寺からの道と合流し、そのすぐ先に嵩山登り口の案内があるので、それに従って急な坂を登り切ると嵩山山頂だ。
●嵩山山頂からは浜名湖などを観ることができるが、木々が邪魔で思っていたよりも展望は良くない。山頂には地元の児童生徒が造ったと思われる、古墳に因んだ埴輪のような素焼きの人形が並べられており、それらはその先まで続いていた。
●嵩山から少し下り、次のピークを迂回すると梅田峠に着く。梅田峠で梅田親水公園からの道と合流し、しばらく緩やかな道を進むと、登る道と迂回する道に岐れるが、登る道を行くと、案内は無いが岩場の展望地に着くのでそれが仏岩なのだろう。
●仏岩から少し下り、迂回道と合流し緩やかな道を進み、少し登ると送電線鉄塔に着くが、そこがラクダ岩分岐だ。ラクダ岩は帰りに寄ることにして先へ進む。
●ラクダ岩分岐から平坦な道を歩いた後、少し登るとまた送電線鉄塔が現れるが、そこからは一登りで神石山山頂に着く。日曜日ということもあり、山頂では多くの人達が休憩をしていた。
●この日も春らしく遠くは霞んでいて富士山などを観ることはできなかった。少し過ごした後下山を始める。下山は来た道を戻るが、往きに後回しにしたラクダ岩へ寄っていくことにした。それでも、ラクダ岩は展望など期待した程ではなかった。
●帰路、仏岩や嵩山など迂回路のあるものは全て迂回路を選んで下り、再び訪れたトキワマンサク自生地は、朝と比べよく光も回り見事で、多くの見物客が入れ替わり訪れていた。駐車場も朝の状態とは打って変わって満車で駐車待ちが出る程だった。

嵩山の山肌の新緑とクロバイのアクセント 嵩山登り口 嵩山山頂
梅田峠 仏岩 ラクダ岩分岐から見る嵩山
神石山山頂 ラクダ岩 水道施設付近から見る神石山山頂
トキワマンサク群生地 戻ると駐車場は満車だった セグロセキレイ
トキワマンサク
クロバイ
ムベ カマツカ マルバアオダモ
コバノガマズミ ニガイチゴ ヤブツバキ
ミヤコツツジ モチツツジ ミツバツツジ
コナラ アオキ クサイチゴ
ヘビイチゴ キツネノボタン ヤマフジ

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