金山、雨生山 | ||
正月のシュンランやハルリンドウが咲き始めた春爛漫の比丘尼と県境稜線 | ||
日 | 2023年3月24日 | |
山 | 金山(118)(423.4m)、雨生山(108)(313m) | |
行程 | 比丘尼駐車場(8:18)・・・東屋(8:42)・・・比丘尼城址(8:51)・・・愛の鐘(8:55)・・・林道出合(9:19)・・・金山(9:39-46)・・・新城方面下降点(10:33)・・・雨生山(11:06-18)・・・雨生山反射板(11:47)・・・林道出合(12:08)・・・鉄塔入口(12:34)・・・おすすめの小径西登山口(12:52)・・・比丘尼駐車場(12:58) | |
山行記 | ●春の花が咲き始めた地元の里山だが、今年は春の花の開花が早いようで、山へ行くことのできる日は、毎回どこへ行こうか迷う。昨年までの自分のHPやネットの記事を頼りに行き先を決めるのだが、休みで雨の降らない日も限られている。 ●この日は、シュンランを観たくて、一月ぶりに比丘尼を訪れることにした。平日ということもあり、駐車場には一台の車も停まっていなかったが、世界の桜の園は、これから咲くソメイヨシノ以外のサクラが咲いていていい感じだ。 ●早速歩き始めるが、良く草が刈られた跡では、丈が伸びきらなかったショウジョウバカマやフイリフモトスミレなどの背の低い花がよく咲いていた。 ●東屋から比丘尼城址方面への道沿いではハルリンドウが咲き始めていた。それでも、時間が早いのでまだ良く開いているものは少なく、目立たないがよく見ると蕾も多い。道は前日の雨で足下が滑りやすいので注意が必要だ。 ●比丘尼城址から愛の鐘を経て、おすすめの小径から外れて金山へ向かう。樹林帯に入る手前の道は雨水が流れ、歩くのが大変だった。樹林帯から林道を横切り、急な道をジグザグに登り切ると金山山頂に着く。 ●金山山頂で少し過ごした後、県境稜線を進むが、ヤブツバキの花がよく咲き、ヤマウグイスカグラやサルトリイバラ、クロモジなども咲き始めていた。裸地ではハルリンドウがいたる所で咲き、遠目に見ても薄紫の花を確認することができた。 ●展望ピーク周辺ではハルリンドウに加えスミレの仲間がいたる所で咲き、クサボケやサルトリイバラ、ミツバツチグリなどが咲いていた。展望ピークから一旦下り、登り返せば雨生山山頂だ。 ●雨生山山頂はよく草が刈られ広々としており、浜名湖や遠州灘、東名高速道路の三ヶ日ジャンクションなどがよく見えたが、富士山や南アルプスなどは雲が多くて観ることはできなかった。 ●雨生山山頂で少し休憩した後展望ピークまで戻り、雨生山反射板経由で新城方面の林道へ下るが、その間はハルリンドウがいたる所で咲き、雨後で道が水路状態なのでそれを避けるために誤って踏んでしまわないように慎重に下った。 ●以降はしばらく林道を下るが、ヤマザクラやキブシ、サルトリイバラ、ミツバアケビ、足下にはハルリンドウやスミレの仲間などがよく咲いており、雨後なので、サワガニが側溝や林道にまで出て歩いていた。 ●林道からおすすめの小径ヘ繋ぐ道は、これまでササ刈られていなかった区間も、ようやく刈られて歩きやすくなっていた。おすすめの小径と合流すると、裸地を経て滑りやすい急坂を下る。 ●雨後でさらに滑りやすくなった道を慎重に下っていくと、以前から出来ていたバイパスの合流点から、土を盛った歩きやすい道が新たに造られていた。 ●結局、シュンランは少し早かったようだったが咲いているものもいくつか観ることができた。それでも、4月並みのぽかぽか陽気の中、みるみる開いてきているようなので、後数日で咲き揃いそうな感じだった。 |
比丘尼城址 | 林道出合 | ヤブツバキの落花 |
金山山頂 | よく草が刈られ広々とした雨生山山頂 | 雨生山山頂から見る浜名湖、遠州灘方面 |
展望ピークから見る本宮山、吉祥山、雨生山 | 雨生山反射板と奥三河の山々 | 展望ピーク直下から見る世界の桜の園 |
ササが刈られたおすすめの小径出合付近 | おすすめの小径西登山口 | 花盛りの比丘尼駐車場 |
シュンラン | ||
ハルリンドウ | ||
フイリフモトスミレ | タチツボスミレ | ショウジョウバカマ |
ミツバツツジ | センボンヤリ | ヒメカンスゲ |
アオキ | ヤマウグイスカグラ | ミヤマシキミ |
ニワトコ | ヤブツバキ | クロモジ |
ヒサカキ | サルトリイバラ(サンキライ) | クサボケ |
ヤマザクラ | ミツバアケビ | ドウダンツツジ |
モミジイチゴ | キブシ | ミツバアケビ |
ナツトウダイ | 花の蜜を吸うヒヨドリ | 雨後なのでサワガニを各所で見かける |