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平尾山、五葉山
正月のスギ花粉が大量飛散する中 春の花が咲き始める五葉湖周辺の山々を巡る
2023年3月11日
平尾山(25)(464m)、五葉山(41)(338.0m)
行程 五葉湖駐車場(8:29)・・・野鳥の森入口(8:38)・・・レンゲツツジの小径分岐(8:47)・・・送電線鉄塔のある広場(9:01)・・・五葉山分岐(9:09)・・・五葉山(9:32-38)・・・五葉城祉、平尾山分岐(9:48)・・・高城砦跡(9:55)・・・平尾山(10:17-22)・・・送電線鉄塔(10:39)・・・作業路出合(10:45)・・・林道出合(11:07)・・・五葉城祉、平尾山分岐(11:16)・・・五葉城祉(11:18-35)・・・蛇穴分岐(11:48)・・・展望の小径下降点(11:59)・・・車止め(12:16)・・・湖畔道路、五葉城址分岐(12:21)・・・五葉湖駐車場(12:26)
山行記
●天気がいいので、今年初めての平尾山、五葉山へ行ってみることにした。とは言っても、この時期、スギ花粉の飛散量はピークを迎えており、薬を飲んでいるとは言え油断はできない。
●現在工事中の新城PAを見ながら五葉湖駐車場に着くと、早速歩き始める。風が無いので堰堤からは、五葉湖に山並が逆さに映り込みいい感じだ。五葉湖畔道路では、植栽されたれウメの花が目を引き、オオバヤシャブシの花も咲いていた。
●野鳥の森入口からは、ウメの花が美しいコンクリートの道を登り、レンゲツツジの小径を通って作業道に出る。作業道でも、花の無い中梅の花がひとり彩を添えていた。
●作業道終点の送電線鉄塔のある広場からは、モチツツジの花芽が膨らむ最上段の遊歩道を辿り、赤い実の小径を分けると五葉山への急坂を登り始める。特に急な部分には、新たにロープが付けられていた。
●三角点のある五葉山山頂の送電線鉄塔側は、樹木が伐採されすっきりとしており、送電線鉄塔下からは本宮山や吉祥山などの山々を見渡すことができるようになっていた。
●五葉山からの急な下りにも新たにロープが付けられており、安心して下ることができるようになっていた。後は、五葉城址への分岐を見送り、市境の稜線を平尾山へと進む。少し期待していた高城砦跡への急な斜面のショウジョウバカマはまだまだだった。
●高城砦跡から少し下り、何度か急坂を登ると、展望の開けるところに出るが、この日は天気はいいものの、黄砂なのか花粉なのか霞んでいて遠くははっきりと観ることができない。展望地から少し登り、平坦な道を進むと平尾山山頂に着く。
●平尾山山頂からは、弓張山地の主稜線を進む。ザレて滑りやすい急坂を下り、岩場を越えると伐採地に出る。そこでは展望が開け、富士山なども望むことができるはずなのだが、やはり霞んでいてそれらを確認することはできなかった。
●送電線鉄塔まで下ると、主稜線から外れて鉄塔巡視路を新城方面へ下る。やがて作業道に出るが、最後の滑りやすい急な下りはロープで急坂を下るように代わっていた。
●以降は作業道をしばらく歩く。道にはイノシシが掘り返した真新しい跡があり、歩き難く、一時草が刈られ歩きやすくなった道も草が伸び始め、蜘蛛の巣も気になる。作業道はやがて林道と合流し、そこからは林道を歩く。
●林道沿いにはキブシが咲き始めており、黄色い花の房が良く目立っており、高城砦跡の登りでは咲いていなかったショウジョウバカマもぽつぽつっと咲き始めていた。
●林道は、平尾山、五葉山への分岐を経て、五葉城址入口から山道に入ると五葉城址に着く。五葉城址からも、富士山などは見ることができなかったが、日当たりのいい所ではシハイスミレが咲き始めていた。
●五葉城址のベンチで少し休憩をした後、いつもの林道を下る。林道沿いではキブシやヤブツバキ、オオバヤシャブシ、ヒサカキなどが咲いており、クロモジやアオキなどの花芽も良く育っていた。
●林道は、車止めが近付くと舗装道に代わり、車止め周辺ではキクザキイチゲやタチツボスミレなどが咲き始めていた。車止めからはそのまま舗装道を下り、湖畔道路と合流すると、車を置いた五葉湖駐車場まで戻った。

周囲の山を映す五葉湖 野鳥の森入口 急坂に新たに付けられたロープ
すっきりとした五葉山山頂 五葉山山頂から見る本宮山と吉祥山 高城砦跡
平尾山山頂 作業道出合 五葉城址
オオバヤシャブシ アセビ ショウジョウバカマ
キブシ シハイスミレ ヒサカキ
ヤブツバキ ニオイタチツボスミレ タチツボスミレ
ヒメウズ キクザキイチゲ クサイチゴ
クロモジ アオジ ヒヨドリ
ヤマガラ カワラヒワ キチョウ

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