TOP年別山行記録2023年>衣笠山、滝頭山

衣笠山、滝頭山
正月の春の陽気の中 野鳥とスギ花粉が飛び交い 春の花の開花を待つ田原アルプス
2023年2月28日
衣笠山(108)(278.4m)、滝頭山(86)(256.4m)、藤尾山P(207.7m)、不動岳(86)(200.7m)、赤松山(85)(193m)、中西山(85)(260.5m)
行程 滝頭公園駐車場(7:29)・・・衣笠自然歩道入口・・・藤七原湿地入口(8:01)・・・殿様新道入口(8:28)・・・衣笠山(8:44-58)・・・桟敷岩(9:02)・・・桟敷岩新道・直登コース分岐(9:11)・・・東屋(9:18)・・・仁崎峠(9:30-35)・・・滝頭山(9:53-58)・・・中西山(10:03)・・・長興寺分岐(10:04)・・・荒れた林道(10:11)・・・三ツ俣(10:20)・・・藤尾山(10:29-38)・・・三ツ俣(10:46)・・・迷子尾根ノ頭(10:50)・・・不動岳(10:56)・・・赤松山(11:05)・・・扇原(11:10)・・・クチナシの道入口(11:26)・・・滝頭公園駐車場(11:27)
山行記
●いよいよ明日から暦の上では春になる。気温も、朝は低めだが、日中は3月から4月頃の気温になるという。そんな中、春を探しに田原アルプスへ行くことにした。暖かくなればなったで花粉の飛散が気になるところだが、前夜薬を飲んで準備万端だ。
●平日ということもあり、通勤時間の混雑に巻き込まれながらも、なんとか滝頭公園駐車場に着くと、早速支度をして歩き始める。さすがにこの時期、オオバヤシャブシやヤブツバキぐらいしかまだ花が咲いていない。
●花が無ければ、飛び交う鳥が気になるが、動き回る鳥をカメラに収めるのは並大抵ではなく、大きく時間を費やす割に、成果は乏しく、手ブレや手前の枝などにピントが合ってしまい、帰ってからチェックしてみるが、いい写真はほとんど無い。
●この日も藤七原湿地から登り始めるが、シデコブシの花芽は前回来た時とほとんど変わらず、開花まではまだ一月ほどかかりそうだ。舗装道に出るとヤブツバキがよく咲いていたが、野草衣笠団地はまだ何も咲いていなかった。
●未舗装の林道から殿様新道を登る。気温もぐんぐんと上がるので、花粉の飛散の状況が気になるが、冷え込んだ早朝で、まだ花粉の飛散が少ないからなのか、薬のおかげなのかはわからないが、今のところ花粉症の症状は出ていない。
衣笠山山頂に着くと、展望台に上ってみるが、御岳がはっきり見え、恵那山なども薄っすらと見えてきた。よく目を凝らすと富士山も何とか観ることができた。また、山頂にある木の天辺ではホオジロが鳴き続けていた
●衣笠山からは桟敷岩新道を下る。天気がいいので桟敷岩に上ってみると、大山、雨乞山などの渥美半島の山々や、三河湾などが良く見えた。桟敷岩から下っていくと直登コースと合流して、以降は日当たりが良く広い防火帯の道を歩くようになる。
●道沿いの花も、セントウソウがいつの間にかよく咲いていたが、これから咲くはずのウラシマソウやスルガテンナンショウなどは葉すら確認することができなかった。
●仁崎峠からいつもの急坂を登ると滝頭山山頂に着くので休憩をするが、この日は、行動食などの食べるものの補充をしていなかったのに気付いた。とりあえず、この日のハイライトである滝頭山の登りは済んだので後は何とかなるだろう。
●滝頭山で唯一持っていた塩分補充のためのタブレットを食べ、長興寺自然歩道を進む。中西山山頂を越えると荒れた林道方面に下り、その林道を横切って三ツ俣方面へ進む。
●この日は富士山が見えそうなので、藤尾山へ寄っていくことにした。三ツ俣から下って登り返せば藤尾山山頂だ。藤尾山山頂は広く刈り払われ、思ったとおり富士山を観ることができ、衣笠山では見えなかった南アルプスも観ることができた。
●藤尾山山頂からは、一旦三ツ俣まで戻り、不動岳方面へ進む。迷子尾根の頭を越えて緩やかなアップダウンをしながら進み、最後緩やかに登ると不動岳山頂だ。不動岳からは再び道幅が広がり、歩きやすくなる。
●途中、岩場の小ピークを越え、木の階段を登り切ると赤松山山頂に着く。赤松山から下ると秋芳平を抜けて展望台のある扇原に付くので、そこからクチナシの道を下れば車を置いた滝頭公園駐車場に着く。
●時間は正午近くになり、気温も急上昇し、花粉が飛散し始めたのか、薬が効かなくなってきたのかわからないが、目が痒くなってきた。車に乗ると早々に帰路に就いた。

滝頭公園と滝頭山 藤七原湿地手前の池と衣笠山 野草衣笠団地
衣笠山山頂 衣笠山山頂から見る御岳 衣笠山山頂から見る富士山
桟敷岩から観る渥美半島の山々 仁崎峠 滝頭山山頂
中西山山頂 西の覗きから観る大山、雨乞山、七ツ山 藤尾山山頂
藤尾山山頂から観る三河港と富士山 三ツ俣 不動岳山頂
赤松山山頂 アオジ ジョウビタキ(♀)
ヒヨドリ ホオジロ(♀) ツグミ
メジロ ホオジロ(♂) シジュウカラ
ウメ オオバヤシャブシ ヒメウズ
ニオイタチツボスミレ シデコブシ ヤブツバキ
セントウソウ コウヤボウキ フウトウカズラ

TOP年別山行記録2023年>衣笠山、滝頭山