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富士見岩
正月の青空が広がる好天なのに富士山だけ観ることができなかった富士見岩
2023年2月5日
富士見岩F(415m)
行程 おちばの里親水公園駐車場(9:16)・・・豊川道、不動滝分岐(9:23)・・・未舗装林道(9:45)・・・炭焼き窯跡(9:50)・・・大知波峠廃寺跡(10:03-15)・・・372.9m三角点(10:22)・・・富士見岩(10:43-11:24)・・・鉄塔1(11:33)・・・鉄塔2(11:37)・・・林道(11:46)・・・おちばの里親水公園下降点(11:52)・・・鉄塔3(12:00)・・・おちばの里親水公園駐車場(12:16)
山行記
●この日は、同級生を中心とした山行で、富士見岩へ行くことにした。もちろんこの時期なので富士山の展望が期待される。いつものとおり、少々遅い時間に集合して、朝の9時過ぎに登山口のおちばの里親水公園駐車場に着いた。
●日曜日なので時間的に駐車場が満杯になっているのかを心配していたが、広い駐車場なので意外とまだ空きがある状態で、車を停めると早速出発する。まずは、豊川道から大知波峠廃寺跡経由で山頂を目指すコースを進む。
●最初は平坦だが石や溝などで歩き難い湿った道を行く。少し行くと大知波峠へ向かう急な道と不動の滝へ向かう道との分岐に出るので、ここは大知波峠へ向かう道を選んで登っていく。
●やがて不動の滝方面から来る未舗装の林道を過ぎると、道は緩やかに山腹を登るようになる。途中炭焼き釜跡や鍋割の水への分岐を見送る。この辺りはヤブツバキの群生地になっているので花を期待していたのだが、まだ咲いているものは無くて残念だ。
●前方が明るくなってくると、開けた大知波峠廃寺跡に着く。そこからは浜名湖や遠州灘などを望むことができる。大知波峠廃寺で休憩をしていると、突然車が上ってきた。車を降りてきた人に話を聞くと、この日廃寺跡の調査が行われるとのことだった。
●大知波峠廃寺跡からは弓張山地の主稜線を歩いて富士見岩を目指す。小さなアップダウンのある稜線道は、途中372.9m三角点を見ながら続いている。この辺りもヤブツバキが目立つが、やはり咲いているものはまだ少ない。
●やがて道が緩やかに登るようになると大岩と送電線鉄塔の立つ富士見岩山頂に着く。山頂は日曜日ということもあり、多くのパーティーで賑わっていた。
●まずは期待していた富士山を探すが、その辺りだけにある雲に阻まれ観ることができなかったのは、南アルプス、中央アルプスや茶臼山、三ツ瀬明神山、宇連山などの奥三河の山々、本宮山などの三河の山々などを全て観ることができただけに残念だ。
●この日は青空が広がり、寒くなく心地がよいので、大岩に登ったり休憩したりでしばらく過ごした後下山にかかる。下山は南西に続く尾根を下る。途中二箇所の送電線鉄塔を見ながら下っていくと未舗装の林道に下り立つ。
●以降、未舗装の林道を少し歩くと、おちばの里親水公園への案内が現れるので、それに従って再び尾根道を下る。やがてみかん畑の石垣が見えてくると、程無くおちばの里親水公園駐車場に着く。
●振り返れば、青空を背景に、山頂から尾根伝いに立つ送電線鉄塔群が一望でき、歩いてきた道がよくわかる。この日は期待していた富士山の展望とヤブツバキの花は観ることができなかったが、天気も良くのんびりといい山歩きとなった。

豊川道、今川源流分岐 豊川道、不動の滝分岐 未舗装林道出合
大知波峠廃寺跡 大知波峠廃寺跡に現れた車 372.9m三角点
富士見岩山頂 富士見岩山頂から見る三ツ瀬明神山と南アルプスの山並
富士見岩山頂から見る中央アルプスと茶臼山、宇連山、鳳来寺山などの奥三河の山々 青空を飛ぶ航空機
未舗装の林道 おちばの里親水公園駐車場下降点 おちばの里親水公園駐車場から見る下ってきた尾根と送電線鉄塔群

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