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天狗棚、井山
正月の霧氷と展望を楽しむことができた氷点下の面ノ木周辺
2023年1月29日
天狗棚(29)(1,240m)、井山I(1,195m)
行程 面ノ木第一園地(8:53)・・・稜線(9:15)・・・天狗棚(9:21-31)・・・面ノ木第一園地下降点(9:36)・・・天狗棚展望台(9:52-10:03)・・・天狗棚、展望台分岐(10:18)・・・面ノ木第一園地(10:23)・・・井山(10:54-11:39)・・・面ノ木第一園地(11:54)
山行記
●先日の最強寒波程ではないが、強い冬型の気圧配置が続くというこの日、霧氷が観たくなって天狗棚へ行くことにした。とは言っても現地の雪の状況などがよくわからずどんな装備で行けばいいのかわからない。
●とにかく、スノーシューやアイゼン、スノトレなど、様々な状況にも対応ができるよう、思いつくものを全部車に乗せて豊川を出発した。道路状況は、田口の手前から路面に雪が現れ始め、津具村に入るとほぼ全面雪の路面に代わった。
●スタッドレスタイヤを履いてはいるが、もう何年か使用しているのでその性能には自信が無く、どの道で行こうか迷ったが、アイスバーンは無さそうなので、いつも天狗棚に行くときに使う、津具から直接面ノ木へ上る道を行くことにした。
●途中、緊張する箇所もあったものの、なんとか面ノ木第一園地の駐車場に着くことができた。駐車場には既に数台の車が停まっており、駐車場の周りは期待したとおり霧氷を観ることができたが、曇っているので少々残念だ。
●駐車場の雪は10〜20cm程あったので、今シーズン初めてのスノーシューで歩くことにした。面ノ木園地から樹林帯を登るが、雪はそれ程深くは無く、特に階段のところは歩き難いので、極力階段の無い所を歩く。
●傾斜はしだいに急になり、それを登り切ると天狗棚の稜線に着く。そこから天狗棚山頂までは一登りだが、やはり階段があるのでそれを避けながら登る。傾斜が緩くなると天狗棚山頂に到着だ。
●いつの間にか天気も良くなってきて、山頂周辺の霧氷が青空をバックによく映える。山頂でしばらく霧氷を楽しんだ後、天狗棚展望台方面へ向かう。道沿いの霧氷の木々がいい感じだ。
●スノーシューでは通過しにくい岩場の下りを何とかこなしながら歩いていくと天狗棚展望台に着く。展望台からは、三ツ瀬明神山などの奥三河の山々が見える外、富士山もはっきりと観ることができた。
●天狗棚展望台からは、少し戻り面ノ木第一園地への下降点から山腹道を緩やかに下る。やがて、天狗棚展望台と天狗棚への分岐に出るので、後は来た道を戻り面ノ木第一園地まで下る。面ノ木第一園地駐車場の車はさらに増えていた。
●面ノ木第一園地からは、車道を横断して井山へ向かう。車両通行止めの井山へ向かう道路はやはり10〜20cm程の積雪で、潜り過ぎることも無く舗装路面に当たることも無く、スノーシューで歩くには丁度いい感じだ。
●途中から樹木が無くなり、発電用の風車が勢いよく回っているが、思ったよりも風が強くないのが不思議だ。冬季で封鎖された休憩施設を過ぎると、既に見えている井山山頂までは一登りだ。
●さすがに井山山頂は、風を遮るものが無く風が強くて寒いが、山にも日が当たったり陰ったりが激しく、日が当たり映える天狗棚の霧氷の山腹をカメラに収めようとしばらく粘ってみたが、しだいに曇りの時間が多くなってきたので下山することにした。

天狗棚登山口 天狗棚の稜線 天狗棚山頂
天狗棚展望台 天狗棚展望台から観る富士山 天狗棚、天狗棚展望台分岐
霧氷に囲まれた面ノ木第一園地駐車場 車両通行禁止の井山登山口 井山から見る霧氷に包まれた天狗棚
井山山頂 井山から観る碁盤石山 井山から観る1200高地
井山から観る仙丈ヶ岳 井山から観る白根三山と塩見岳
霧氷コレクション

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