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徳倉山
正月の天候に翻弄されながらもなんとか一山登ることができた沼津アルプス
2023年1月24日
徳倉山B(256.0m)
行程 沼津駅駐車場・・・沼津駅バス乗場(8:55)━━沼商前バス停(9:19)・・・登山口(9:41)・・・横山峠(9:53)・・・徳倉山(10:20-29)・・・香貫台分岐(10:37)・・・香貫台(10:55)・・・七面山バス停(11:16)・・・藤井原バス停・・・沼津駅
山行記
●この日はいつもの山仲間との山行で、富士山の展望を期待して沼津アルプスへ行くことになった。折しも数十年に一度の最強寒波が襲来するという日で、大荒れになるということだ。天気予報では曇りの予報だが、既に富士山の展望は絶望的だ。
●平日の通勤時間帯の洗礼を受けながらも、なんとか沼津駅の駐車場に車を停めることができ、当初予定したバスに乗ることができた。しかし、バスに乗ると雨が降り出し、雨脚もしだいに強くなってくる。
●予報では午後には晴れるということだが、目的の沼商前バス停を降りても傘が必要なぐらい降っているので、この日の登山は中止することにして、少しでも早い時間の沼津駅行きのバスを探して歩き始めた。
●ところが、雨が上がり、空も明るくなってきたので、再度協議して、せっかくここまで来たのだからと、目の前にある徳倉山だけならコースタイムも1時間程なので登っていこうということになり、先程のバス停の近くの登山口まで戻ることにした。
●登山口から住宅街を通るコンクリート道を登るのだが、それがかなり急な登りで、途中で舗装が切れると、道はひと曲がりして沼津アルプスの本線が通る横山峠に着く。
●横山峠からは、いきなりクサリの張られた急登が始まるが、一旦下り、その後再びクサリと階段の急登が始まる。急なうえに雨で濡れた急坂は滑りやすいので大変で、短い距離なのだがとても長く感じる。
●それを何とか登り切ると、広く草の刈られた徳倉山山頂に到着する。徳倉山山頂には三角点があるが、思った程展望が開けず、もちろんこの日の天気では富士山を観ることはできなかったのだが、これで富士山が見えるのかを想像できない程だった。
●徳倉山山頂から濡れて滑りやすい急坂を下るのは危険と判断し、来た道は戻らず、そのまま本線を進み、香貫台分岐から香貫台入口バス停まで下り、バスで沼津駅まで戻ることにした。
●もちろん、このまま予定どおりのミニ縦走を続けるという選択もあったのだが、今後も雨後で滑りやすいアップダウンが続くことを考えると、今さらそれを歩くモチベーションは既に残ってはいなかった。
●徳倉山山頂から香貫台分岐までの下りは急ではあるが登ってきた横山峠への下り程急ではなかったので一安心。香貫台分岐からのジグザグの下りも、滑りやすい箇所もあったが何とか安全に下ることができた。
●道は突然舗装された香貫台の住宅地の中の道に代わる。後は住宅地の中の舗装路を道なりに下っていくが、どうも分岐の案内を見落としたようで違う道を下っていたようだ。慌てて地図アプリで確認しながら最寄りのバス停を探し、そちらへ向かった。
●途中、トマト栽培のビニールハウスでは、生産者の人に、ひびが入って売り物にならないトマトを勧められ、皆で頂いたが、とても美味しく、お礼を言ってバス停を目指した。
●辿り着いた七面山のバス停で時刻表を確認したが、次のバスが来るまで1時間以上かかるようなので、別のバス停を探し、結局藤井原バス停まで歩いてそこからバスで沼津駅まで戻った。
●沼津駅まで戻ると、沼津港まで行き、美味しい寿司を食べ、沼津インター付近の温泉で温まって帰路に就いた。新東名の下り線は行きの時間帯からこの時間も引き続き車両火災で通行止めになったままだったので、東名沼津インターから帰ることにした。
●帰りの高速道路は、最強寒波の影響でハンドルを取られるほどの強風が吹き荒れていたが、奇跡的に山頂部と裾野だけだが富士山を観ることができたのは幸運だった。

沼津駅から沼商行のバスに乗る 沼商前バス停付近から見る徳倉山 沼商前バス停近くの登山口
沼津アルプス本線が通る横山峠 横山峠からのクサリの張られた登り 雨で滑りやすいクサリと階段の急登が続く
徳倉山山頂 香貫台分岐 香貫台の登山口
途中のハウスで美味しいトマトを頂く お昼食べたカニ汁付きのランチ ロウバイ

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