茶臼山 | ||
正月の霧氷は無かったが南アルプスなどの展望を堪能することができた冬の愛知県最高峰 | ||
日 | 2023年1月3日 | |
山 | 茶臼山(41)(1,415.8m) | |
行程 | 第二駐車場(7:14)・・・自由の広場(7:28-33)・・・長野県方面分岐(7:42)・・・稜線の一角(7:52)・・・茶臼山(7:55-8:06)・・・長野県側の展望台跡(8:08-14)・・・茶臼山(8:17-20)・・・稜線の一角(8:24-40)・・・自由の広場(8:54-9:00)・・・第二駐車場(9:15) | |
山行記 | ●新型コロナウイルス感染症予防のため、ここ何年か中止されていた東栄町古戸地区の花まつりが、前日からこの日にかけて行われるということだが、今年度は感染予防のため地区民だけで行うということだ。 ●花まつり大好きの妻が、そこへ花見舞いだけ届けたいということなので、そのついでに茶臼山へ行くことになった。この時期は何といっても霧氷の樹々が観たいので、未明に豊川を出て、花まつり会場に寄ってから茶臼山へ向かった。 ●このところ雪は降っていないようで、路面にはほとんど雪は無く、車は走りやすいのだが、山肌の樹々を見ても霧氷が付いている様子はない。それでは、茶臼山の山頂部はどうかと思ったが、やはり霧氷は見られずがっかりだ。 ●それでも、日の出直後の南アルプスのシルエットは雲一つなくくっきりと見えるので、第二駐車場に車を停めると、とりあえずスノトレを履いて茶臼山山頂へ向かうことにした。気温はマイナス5度だが、風があるので体感気温はもう少し低いはずだ。 ●道の雪は深い箇所でもくるぶし程度で、雪の無い部分も目立つ。それでも気温は低いので雪の無い所では立派な霜柱が観られそれを観るのも楽しい。自由の広場まで登ると、まだシルエットの南アルプスが良く見えた。 ●振り返れば、隣の萩太郎山の斜面を利用した茶臼山高原スキー場で3基のスノーガンがフル稼働しており、その背後には碁盤石山や宇連山、平山明神山などの奥三河の山々や、本宮山なども確認することができた。 ●自由の広場から樹林帯に入ると展望台の脇を通って木の階段の急な斜面を登る。それを登り切ると道は一旦平坦になり、森の広場分岐を分け、長野県側への道を見送り、そこから急な階段を登る。 ●霜柱を観ながら急坂を登り切ると茶臼山の稜線の一角に出る。その稜線の一角からも、萩太郎山や奥三河の山々を観ることができるが、ここでは自由の広場で観ることができなかった三ツ瀬明神山を観ることができた。また、よく見ると萩太郎山山頂の右奥には、浜松駅前のアクトタワーとその奥には遠州灘も観ることができた。 ●稜線の一角から緩やかに進むと三角点や展望台のある茶臼山山頂に到着する。展望台に上がると多少樹々の枝が邪魔になるが、南アルプスや奥三河の山々を観ることができた。 ●それでも、恵那山や中央アルプスなどは見ることができないので、かつて鉄製の展望台があった場所から少し下った所で、なんとかそれらを観ることができたが、今さらながら鉄製の展望台が老朽化により撤去されたのは残念だ。 ●再び茶臼山山頂まで戻ると、もう一度展望台に上り、先程よりもよく日が当たってきた南アルプスの展望を楽しんだ。下山は来た道を戻ったが、時間も早いので、青空に頻繁に行き来する旅客機や山々の展望を楽しみながら下った。 ●途中、突然前方を一頭のシカが横切ったと思ったら、その後も次々とシカが猛ダッシュで横切っていったのには驚いた。車を置いた第二駐車場に戻ると、久しぶりにとうえい温泉で温まり、昼食を頂いてから帰路に就いた。 |
西登山口と朝日に染まる茶臼山 | 自由の広場と茶臼山 | 登山道入口 |
自由の広場から見る南アルプスの山々 | 立派な霜柱 | |
稜線から見る萩太郎山と奥三河の山々 | ||
茶臼山山頂 | 展望台の手摺の霜 | |
恵那山 | 大川入山 | 中央アルプス |
展望台から見る南アルプス | 本宮山 | 萩太郎山の右にアクトタワーと遠州灘 |
青空に飛び交う旅客機 | ||
西登山口付近から見る南アルプスの荒川岳、赤石岳、聖岳、上河内岳 | 目の前を横切るシカ |