TOP年別山行記録2022年>金山、雨生山

金山、雨生山
晴天が続き、富士山などの展望と野鳥を楽しむことができた大晦日前日の比丘尼と県境稜線
2022年12月30日
金山(115)(423.4m)、雨生山(105)(313m)
行程 比丘尼駐車場(8:12)・・・東屋(8:29)・・・比丘尼城址(8:37)・・・愛の鐘(8:40)・・・林道出合(9:08)・・・金山(9:26-31)・・・新城方面下降点(10:09)・・・雨生山(10:24-35)・・・雨生山反射板(10:46)・・・林道出合(11:13)・・・鉄塔入口(11:27)・・・おすすめの小径西登山口(11:42)・・・比丘尼駐車場(11:49)
山行記
●年も押し詰まったこの日、天気が良さそうなので、今年よく通った金山、雨生山へ行くことにした。いつもと同じぐらいに自宅を出て8時頃比丘尼駐車場に着いたが、まだ停まっている車は無かった。
●歩き始めると、良く草刈りがされた道沿いに、ヤブコウジやマンリョウ、フユイチゴなどの赤い実が目立っており、一輪だけだが、狂い咲きのニオイタチツボスミレの花も観ることができた。
●この日は早朝から青空が広がる好天となったが、一部雲がかかり、三河や奥三河の山々を望むことができる東屋からは、本宮山だけ山頂付近の雲が取れない状態だった。
●東屋から比丘尼城址、愛の鐘と、おすすめの小径を進む。木々の葉が無くなるこの時期、ヤマガラやシジュウカラなどが飛び交うのを見ることができたが、動きが激しいので写真に収めるのはなかなか大変だ。
●おすすめの小径を外れて金山へ向かう。樹林帯に入り、林道を横断しジグザグの急登を登り切ると金山山頂に到着する。金山山頂で少し過ごした後、県境稜線を歩いて雨生山へ向かう。
●県境稜線にはアカマツなどの落ち葉が積もり滑りやすくなっていた。やがて、所々薄っすらと霜の残る裸地に出るが、この時期花はすっかり無くなっていた。新城側への下降点を過ぎると展望ピークに着く。
●展望ピークでは、これまで見えていた三河の山々に加え、雪を被った塩見岳から荒川岳、赤石岳などの南アルプスの3000m峰や恵那山、大川入山なども観ることができ、これならば富士山も見ることができるのではないかと雨生山への登りを急いだ。
雨生山山頂に着くとまずは富士山が見える場所に行ってみる。そこからは思ったとおり雪を被った白い富士山を見ることができ、南アルプスなどもはっきりと見ることができた。また、雨生山山頂からはきらきら光る浜名湖や遠州灘も一望できた。
●雨生山山頂からは一旦展望ピークまで戻り、雨生山反射板経由で下るが、展望ピークの直下からは、富士山以外のこれまで見えていた山々をパノラマで見ることができた。
●林道まで下るとそれをしばらく歩いて下る。林道沿いも花はすっかり無くなっており、フユイチゴやヤブコウジ、マンリョウなどの赤い実がなんとか彩を添えていた。
●送電線鉄塔入口からおすすめの小径へ向かう道は前回同様、途中から草刈りがされておらず、前回と比べササの勢力は弱まってはいるが、依然足下が見えない歩き難い状態だった。
●おすすめの小径に出ると、再び草刈りのされた歩きやすい道に代わる。天気も良く、周囲の展望や小鳥などを楽しみながら進み、最後は西登山口へ下った。
●西登山口からは農道を歩いて、朝車を置いた比丘尼駐車場まで戻った。駐車場にはまだ1台の車も停まっていなかったが、駐車場の下の道沿いには2〜3台の車が停まっていた

東屋から見る本宮山と吉祥山 比丘尼城址 林道出合
金山山頂 雨生山山頂 雨生山から見るきらきら光る浜名湖と遠州灘
雨生山から見る富士山 雨生山山頂から見る恵那山 雨生山から見る大川入山
展望ピークから見る本宮山、吉祥山、雨生山 展望ピーク直下から見る南アルプスの塩見岳、荒川岳、赤石岳、聖岳
雨生山反射板と三河の山々 雨生山反射板付近から見る金山 青空を飛ぶ航空機
 
刈られていないおすすめの小径手前のササ おすすめの小径西登山口 マンリョウ
ヤブコウジ ナンテン ヒイラギ
狂い咲きのニオイタチツボスミレ 咲きそこなったヤマラッキョウ この時期も咲くサクラ
ヤマガラ シジュウカラ

TOP年別山行記録2022年>金山、雨生山