雨乞山 | ||
寒波襲来の中 青空と展望を楽しむことができた渥美半島の展望の山 | ||
日 | 2022年12月18日 | |
山 | 雨乞山H(233m)、物見山H(ミハリ山/260m) | |
行程 | 椛シデコブシ駐車場(8:11)・・・伊川津揚水機場(8:51)・・・伊川津揚水機場上部施設(8:58)・・・148.1m三角点(9:11-15)・・・雨乞神社(9:28)・・・雨乞山(9:32-40)・・・爺々岩(9:48)・・・物見山(ミハリ山/10:03-27)・・・椛下降点(10:36)・・・笑之助平(10:43)・・・椛峠(10:54)・・・送電線鉄塔(11:04)・・・椛シデコブシ駐車場(11:13) | |
山行記 | ●今年最後の同級生を中心とした山登りは、展望を期待して雨乞山にした。天気予報では晴れるとのことだが、強い西高東低の気圧配置に加えこの冬一番の寒気が南下するということで、相当な防寒防風の備えが必要だ。 ●当日朝起きると、やはり冷蔵庫の中にいるような寒さで風もあり、メンバーとの約束が無ければ心が折れそうな寒さだ。それでも何とか準備をして集合場所へ向かった。登山口へ向かう道路の高架や橋でも車が揺れる程の強風が吹いていた。 ●この日車を停める糀のシデコブシ駐車場に向かう道は予想したとおり深く轍が彫られ、道脇の草木が張り出しているので車の底が擦らないように慎重に進むが限界があり、このまま放置すれば車の通行もままならなくなりそうだ。 ●とにかく、駐車場に車を停めると、登山口の伊河津揚水機場へ向けて一面のキャベツ畑の中を歩いていく。道からは、青空を背景にこれから登る物見山などの稜線が見えるが、風は強そうだ。 ●伊河津揚水機場脇の登山口に着くと、ロープの張られた急坂を登る。道は揚水機場の上部施設の辺りで尾根に出るが、傾斜は緩まずにしばらく続く。心配した寒さと風だが、日差しもあり、体を動かしていることもあってそれ程寒さは感じられない。 ●岩に埋め込まれた148.1m三角点までくると一気に展望が開けるが、この日は富士山や南アルプス、御岳などの遠くの山は雲に隠れて見ることができず、強風で白波が建つ三河湾の先に雪を被った鈴鹿山脈の一部が見えるだけだった。 ●三角点からは岩が多くなり、岩を登る箇所も増えてきて、途中雨乞神社の分岐を過ぎると、程無く雨乞山山頂に到着する。雨乞山山頂は岩の上にあり狭いが、広く展望が開ける。 ●相変わらず富士山や御岳などは見ることができないが、遠州灘や三河湾を展望することができる外、大山や田原アルプスなどの渥美半島の山々や三河、奥三河の山々を見ることができた。 ●雨乞山山頂からは少し険しい急坂を下り、緩やかに登り返せば物見山山頂に着く。ここも狭いが大きく展望が開け、遠くは浜松のアクトタワーや名古屋の超高層ビル群、鈴鹿山脈なども観ることができ、眼下には糀のキャベツ畑が箱庭のようで面白い。 ●物見山山頂で少し過ごした後下山を始める。下山は少し下った後そのまま緩やかな道を進むが、道は狭く、張り出した小枝に当たるのは些か気になる。やがて糀方面とタコウド方面への分岐に出るので、ここは糀方面へ下る。 ●要所要所にロープが設置された滑りやすい急坂がひたすら続く。途中「笑之助平」のプレートを過ぎ、さらに下ると糀峠と糀との分岐となるT字路に出る。ここはどちらに行っても同じところに出るのだが、今回も糀峠方面へ進む。 ●糀峠は大山方面と泉福寺方面と糀方面との十字路になっているが、車を置いた糀シデコブシ駐車場へは糀方面へ進む。ここからは緩やかな道が続き、先程の分岐から来る道を合わせると、その先で稜線からも見えた薄緑色の送電線鉄塔下に出る。 ●送電線鉄塔の周囲は刈り払わていて、青空を背景に今来た物見山などの稜線を見ることができる。送電線鉄塔からは緩やかだが苔で滑りやすい道を慎重に下っていく。 ●途中、登山口手前では、斜面が大きく崩れてしまっており、今回はかろうじて通ることができたが、次回訪れる時にここを通過することができるのかが心配になった。 |
キャベツ畑と雨乞山 | パパイヤ? | 伊川津揚水機場脇の登山口 |
148.1m三角点と七ツ山 | 雨乞神社 | 雨乞山山頂 |
雨乞山から見る物見山と大山 | 雨乞山から見る七ツ山と田原アルプス | 物見山山頂 |
物見山から見る箱庭のようなキャベツ畑 | 雨乞山から見る大山 | 雨乞山から見る雨乞山と三河湾 |
物見山から見る鈴鹿山脈 | 物見山から見る浜松のアクトタワー | 物見山から見る名古屋の超高層ビル群 |
糀峠下降点 | 糀峠 | 送電線鉄塔と物見山 |
大きく崩れた登山道 | サネカズラ(ビナンカズラ) | ツルウメモドキ |
ツルソバ | シロノセンダングサ | クチナシ |
マンリョウ | フユイチゴ | ヤブコウジ |
農家の庭のアロエ | ムクドリ |