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小楢山
手軽に登ることができる大きく富士山を展望する山梨百名山
2022年12月4日
小楢山(1,712.6m)
行程 焼山峠駐車場(9:51)・・・新道、旧道分岐(10:28)・・・的石(10:42)・・・小楢山、小楢峠分岐(10:53)・・・小楢山(11:02-34)・・・小楢峠(11:47)・・・小楢山、小楢峠分岐(11:54)・・・新道、旧道分岐(12:02)・・・焼山峠駐車場(12:47)
山行記
●今年はことごとく雨にたたられた山仲間との山行だったが、今年の登り納めの山行も週間天気予報では雨の予報で、今回も雨で中止かと思っていた。ところが直前になって晴れの予報にかわったので、富士の展望を期待して出発することになった。
●晴れの予報にしては雲が多めで心配だったが、往きの新東名からは、やや霞んではいるものの大きな富士山を見ることができ、中部縦貫道からは、富士山に加え南アルプスや八ヶ岳、茅ヶ岳、金峰山などを見ることができ、期待も高まる。
●途中から、曲がりくねった道をぐんぐん上り、ダムを越えて焼山峠の駐車場に着いた。駐車場は舗装されていてトイレもある。駐車場には既に多くの車が停まっており、この山の人気の高さがうかがえる。
●こちらも支度を済ませて駐車場の脇から始まる登山道を歩き始める。すぐに小授け地蔵尊があり、いろいろなお地蔵さまが収められている。道はすぐに階段のある急坂に代わるが、防火帯になっているようで、広く木々が刈り払われていて歩きやすい。
●急坂を登り切ると道は意外に大きく下り、以降アップダウンが続き、冬枯れの木々の間からは富士山も見ることができた。やがて、地図上の1663mピークを越える新道とそれを巻く旧道の分岐に出るが、ここは新道を選び急な坂を登る。
●大岩が見えてくると、すぐにピークに到着し、そこから少し下ると「的岩」と呼ばれる丸く平たい大岩が見えてくる。この辺りは割れ目の入った丸い大岩が多く、その一枚が何らかの理由で残ったものだろう。
●さらに進むと、今度は小楢山と小楢峠の分岐に出るので、急な登りの小楢山方面へ進む。すぐに「一杯水」と案内のある場所があるが、水は出ていないようだった。そしてまだ霜柱が残る急坂を登っていくと、しだいに傾斜が緩み、小楢山山頂に着く。
●小楢山山頂は広く、南方向に広く展望が広がっている。そこからは富士山を始め、三ッ峠山や御正体山、毛無山、大菩薩嶺などを見ることができたが、南アルプスの山々は残念ながら雲がかかってはっきり見ることはできなかった。
●富士山は雲も多く逆光気味だが、ガスのかかる麓の街並みと神坂山塊の上に大きく観ることができ、それはそれでいい感じだ。日曜日ということもあり、山頂には多くの登山者が休憩をしており、こちらも展望を楽しみながらしばらく休憩をした。
●最初は寒さを心配していたのだが、風も無く意外に居心地が良く、展望はいくら観ていても飽きないが、富士山にかかる雲も多くなってきたこともあり下山を始めることにした。
●下山はそのまま小楢峠経由で下ることにして、歩きやすい道を下っていくと分岐が現れるが、そこが小楢峠で、そこからミズナラの葉が大量に積もる平坦な巻道を進むと先程の小楢山と小楢峠の分岐に出る。後は来た道を戻った。

焼山峠駐車場脇の小楢山登山口 子授け地蔵尊 防火帯の広い道
サルオガセ 樹間に見える富士山 新道、旧道分岐
霜柱 的石 小楢山、小楢峠分岐
小楢山山頂
小楢山山頂から見る大菩薩嶺 小楢山山頂から見る金峰山の五丈岩 小楢峠

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