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御堂山、砥神山
ヒヨドリが鳴き紅葉が始まりつつあるとよおか湖周辺の山々を巡る
2022年11月12日
御堂山M(464m)、砥神山N(338.0m)、原山J(161m)
行程 とよおか湖公園駐車場(7:30)・・・とがみ山登山口(7:47)・・・あさやけコース駐車場(8:06)・・・登山口(8:16)・・・原山(8:26)・・・あさやけコース合流点(8:42)・・・望景台(8:45)・・・砥神山分岐(8:50)・・・砥神山東峰(8:54)・・・砥神山西峰(9:01)・・・砥神山東峰・西峰分岐(9:07)・・・管理事務所分岐(9:18)・・・散策路合流点(9:27)・・・潮見展望台(9:34)・・・ゆうやけ展望台(9:37)・・・さがらの森駐車場(9:51)・・・御堂山登山口(9:56)・・・御堂山(10:14-31)・・・御堂山登山口(10:43)・・・とよおか湖畔道路分岐(11:22)・・・とよおか湖堰堤(11:32-47)・・・とよおか湖公園駐車場(11:59)
山行記
●この山は春以来に訪れていなかったので、久しぶりに行ってみることにした。車を置くとよおか湖公園駐車場は、土曜日ということもあって、既に数台の車が停まっていて、中には車中泊と思われる車も停まっていた。
●まだ日が当たっていない駐車場を後にして、舗装道を歩いてあさやけコース登山口を目指す。ヒヨドリが鳴きながら木々を渡っていてとても賑やかで、動物除けの空砲も一定間隔で鳴り響いていた。
●道沿いではコウヤボウキやヤクシソウ、ノコンギク、スズカアザミ、センダングサなどの花が咲いており、ヤブミョウガやムラサキシキブ、ガマズミ、イタドリなどの実も目立っていた。
●朝の時間帯で引っ切り無しに行き交う新幹線の音を聞きながら舗装道を歩いていくと、2箇所の砥神山登山口を見送り、さらに進むとあさやけコースの駐車場に着く。
●そこから鶏舎との間の未舗装道を緩やかに登り、途中、獣除けフェンスの出入口を開け閉めしてさらに登っていくと、バイオトイレのあるあさやけコース登山口に着く。
●今回は原山へ寄っていくので、それを通り越し、「原山展望」案内に従って、緩やかな道を登っていき、獣除けのフェンスの出入口を開け閉めし、緩やかにアップダウンしながら進めば展望の開ける原山山頂だ。
●原山山頂からは、三河湾と蒲郡市三谷方面の展望が開ける。山頂からラグーナ方面への道が岐れいて、ここに来る度にいつかは歩いてみたいと思うが、今だに歩いたことは無い。
●原山山頂からは、先程の獣除けフェンスまで戻り、今度は砥神山方面へ進む。平坦な道を進み、先程のあさやけコース登山口へ下る道を分けると階段が現れる。それを登った後なだらかな道を進むと、あさやけコース登山口から上ってくる道と合流する。
●以降、あさやけコースを登っていくと、途中で砥神山へ登るコースが岐れるので、それを一登りすると役行者が祀られた砥神山東峰山頂に着く。東峰山頂からは、三河湾と渥美半島の山々、ラグーナ蒲郡方面へ展望が広がる。
●東峰山頂から一旦下り、さがらの森歩面への分岐を過ぎて登り返すと砥神山西峰山頂に着く。西峰山頂からも、東峰山頂からのそれを凌ぐほどの三河湾方面へ展望が広がる。
●しかし、この日は西峰山頂に大きな三脚がずらりと並んでいて違和感を感じたが、それが何なのかはこの時点ではわからなかったので、それほど気にはならなかった。
●一旦下り、先程の分岐からさがらの森方面へ下る。下り切ると、あさやけコースと合流し、少しずつ高度を上げていくと、「管理事務所」と書かれた案内のある分岐に着く。いまだに管理事務所が何なのかはわからないが、そこから山腹道が始まる。
●春から秋にかけていろいろな花が咲くこの道も、この時期すっかりと花は無くなっており、林道に出ると今度は林道沿いの花を探すために一旦戻ってみる。林道沿いにも花は無く、そのかわりに部分的に始まっている紅葉が奇麗だった。
●林道から潮見展望台に寄っていく。潮見展望台でも大型の三脚を立てた人が多く、その中の一人に聞いてみると、今夜蒲郡の花火大会があってそのために場所取りをしているということだった。
●それで、砥神山山西峰に並んでいた大型の三脚のこと、砥神山東峰にいた人が大きな三脚のケースを幾つも肩に掛けていたこと、車中泊の車があったことなどの、全ての伏線回収だ。翌日地元紙では、前夜蒲郡で花火甲子園が開催されたことを報じていた。
●潮見展望台からゆうやけ展望台も見てから先へ進む。さがらの森キャンプ場ではキャンプをする人たちの声が聞こえており、駐車場にも多くの車が停まっていた。
●御堂山登山口から御堂山を目指す。コンクリートの急な坂を登っていくと、コンクリートの階段も現れ、途中、観音堂からの道と合流し、最後に石積の階段を登り切れば御堂山山頂の一角の広場に出る。
●そこからは、三河湾と蒲郡方面、場所を替えれば豊川市街などを見ることができ、空気が澄んでいれば富士山も見ることができるようだが、この日は、遠くは霞んでいて残念ながら見ることができなかった。
●御堂山山頂は、その一段上にあり、三角点や「丹野城址」の立派な石碑があるが、樹木に囲まれていて展望は無い。国坂峠を越えて五井山へ向かう縦走路はその奥から続いている。
●御堂山で少し過ごした後下山を始める。途中、御堂山登山口まで、来た道を戻り、そこから、とよおか湖へ続く林道曲り田線を下る。春はオカタツナミソウやナルコユリなどの花で彩られる林道も、この時期はこれといった花は見ることができなかった。
●とよおか湖に出ると、湖畔の舗装道を歩く。天気も良く青空が広がる中、紅葉の始まった湖畔の木々やヤクシソウなどを楽しみながらゆったりと歩くのは気持ちがいい。
●途中、とよおか湖の堰堤から、この日歩いてきた山々や蒲郡市街、三河の山々、ガスのかかった三河湾とそこに浮かぶ島々などの景色を楽しんだ後、さらに舗装道を歩いて車を置いたとよおか湖駐車場まで戻った。

あさやけコース駐車場とあさやけコース入口 バイオトイレのあるあさやけコース入口 原山山頂
原山山頂からの三河湾と大島、小島 あさやけコースから砥神山へ 役行者が祀られる砥神山東峰山頂
三脚が並ぶ砥神山西峰山頂
砥神山西峰、東峰分岐
潮見展望台にも大型三脚が並ぶ
御堂山登山口の広場 御堂山山頂 御堂山山頂から見る三河湾
林道曲り田線を歩いてとよおか湖へ下る 湖畔道路の街路樹の紅葉 堰堤から見る三河湾と渥美半島
堰堤から見るとよおか湖と御堂山 堰堤から見るとよおか湖公園と蒲郡市街 とよおか湖公園駐車場とよおか湖公園
コウヤボウキ ホトトギス ツワブキ
ノコンギク キヅタ ツリガネニンジン
アキノタムラソウ チヂミザサ 一株だけ咲いていたオカタツナミソウ
スズカアザミ ヤクシソウ ママコノシリヌグイ
カンツバキ あさやけコース入口で咲いていたアサガオ ヤブミョウガ
ムラサキシキブ スズメノウリ ガマズミ
センリョウ ヤブラン ニシキギ
ハダカホウズキ ハナミョウガ クサギ
サネカズラ(ビナンカズラ) ニシキギの葉の紅葉も美しい アジサイの偽装花の紅葉
その他の花
アキノキリンソウ、イヌホウズキ、センダングサ、ノアザミなど

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