衣笠山、滝頭山 | ||
ツワブキやヤクシソウ、ツルソバなどが咲く初冬の田原アルプスと皆既月食 | ||
日 | 2022年11月8日 | |
山 | 衣笠山(106)(278.4m)、滝頭山(84)(256.4m)、不動岳(84)(200.7m)、赤松山(83)(193m)、中西山(83)(260.5m) | |
行程 | 滝頭公園駐車場(7:34)・・・衣笠自然歩道入口(7:49)・・・藤七原湿地入口(8:13)・・・殿様新道入口(8:45)・・・衣笠山(9:07-14)・・・桟敷岩(9:18)・・・桟敷岩新道・直登コース分岐(9:28)・・・東屋(9:40)・・・仁崎峠(9:51)・・・滝頭山(10:12-20)・・・中西山(10:25)・・・長興寺分岐(10:27)・・・荒れた林道(10:33)・・・三ツ俣(10:45)・・・迷子尾根ノ頭(11:15)・・・不動岳(11:23)・・・赤松山(11:23)・・・扇原(11:40)・・・クチナシの道入口(12:01)・・・滝頭公園駐車場(12:04) | |
山行記 | ●ツワブキが見たくなって田原アルプスを訪れることにした。この日は平日で、いつもよりも少し遅い出発になったので、通勤時間帯の混雑にしっかりとはまり、朝7時前に家を出たのだが滝頭公園駐車場に着いたのは朝8時を過ぎていた。 ●滝頭公園駐車場には既に多くの車が停まっていたが、公園周辺を散策する人が多いようで、山の服装をしている人は見当たらなかった。こちらも早速支度をして歩き始める。 ●まずは歩道の整備された市道を歩くが、早速ツワブキが現れ、シロノセンダングサやスズカアザミ、ツルソバ、ノコンギクなどがよく咲き、ビワやヤツデの花芽も育っていた。見上げる青空では旅客機が何機も行き来しているのが見えた。 ●市道から藤七原湿地へ向かう道沿いはツワブキがよく咲き、ヤクシソウやツルソバなども咲いていた。藤七原湿地に入ると、キセルアザミなどが見られる外はこれといった花は見ることができなかった。 ●藤七原湿地から山野草衣笠団地を通って殿様新道入口から山道を登る。緩やかな道は徐々に急になり不規則なジグザグを切って続く。途中東の覗きを過ぎ、松尾岩コースと合流するとすぐに衣笠山山頂に到着する。 ●朝からさわやかな青空が広がる天気なので展望台に上ってみたが、気温が上昇し大気中の水蒸気が多いからか、遠くの山は霞んでしまって見ることができず、富士山はおろか奥三河の山々すら確認することができなかった。 ●衣笠山から桟敷岩新道を下り、直登コースと合流すると、ジョギングコースになっている広い防火帯の道を進む。道沿いでは、植栽と思われるカンツバキがよく咲き、ツワブキやヤマハッカ、ツルソバなども見ることができた。 ●仁崎峠から急な道を直線的に一気に登れば滝頭山山頂に着く。滝頭山山頂で少し休憩をした後長興寺方面へ向かう。中西山山頂を越えるとすぐに長興寺方面への道と岐れ、荒れた林道方面へ下る。 ●荒れた林道を横切ると、不動岳方面へ向かう。三ツ俣、迷子尾根の頭と次々と越えて進めば不動岳山頂に着く。不動岳山頂からは防火帯の広い道に代わり、赤松山山頂を越えて、展望台のある扇原からクチナシの道を下る。 ●クチナシの道では、ツワブキやスズカアザミ、ヤマハッカ、アキノタムラソウ、イナカギク、ノコンギク、サケバヒヨドリなどが咲き競っていた。クチナシの道を下ると舗装道を渡り、車を置いた滝頭公園駐車場へ戻った。結局、この日は、山中で一人の登山者にも会うことは無かった。 ●いつも山に登るときはAMラジオを聴きながら登るが、この日の夜、皆既月食があるということでラジオでも大騒ぎだった。ということで、その時の様子を山で使用しているのと同じコンパクトデジカメで撮影したので、それを最後に載せておいた。 |
滝頭公園駐車場と衣笠山 | 青空に航空機が飛び交う | 藤七原湿地入口 |
殿様新道入口 | 衣笠山山頂 | 滝頭山山頂からの展望 |
カンツバキの咲く道と東屋 | 滝頭山山頂 | 不動岳山頂 |
カクレミノの黄葉の落ち葉が目立つ | 赤松山山頂 | 紅葉したドウダンツツジ |
ツワブキ | ||
シロノセンダングサ | ノコンギク | スズカアザミ |
キツネノマゴ | ツルソバ | イヌタデ |
キセルアザミ | コウヤボウキ | アキノキリンソウ |
ヒヨドリバナ | ヤマハッカ | シロダモ |
アキノタムラソウ | イナカギク | |
サケバヒヨドリ | ゴンズイ | ヤツデ |
キヅタ | サネカズラ(ビナンカズラ) | ハスノハカズラ |
コマユミ | トベラ | ヤブコウジ |
おまけ この日の夜見られた皆既月食の様子 | ||