神石山 | ||
ミミカキグサなどが咲く葦毛湿原から青空の豊橋自然歩道を歩く | ||
日 | 2022年11月5日 | |
山 | 神石山(29)(324.7m)、座談山(30)(320m)、船形山(29)(276m) | |
行程 | 葦毛湿原駐車場(7:27)・・・葦毛湿原入口(7:36)・・・岩崎自然歩道合流点(8:03)・・・一息峠(8:12)・・・稜線(8:22)・・・NHK二川テレビ中継局(8:31-35)・・・座談山(8:39-44)・・・船形山のコル(8:50)・・・船形山(8:56)・・・普門寺峠(9:00)・・・神石山(9:19-37)・・・普門寺峠(9:52)・・・船形山(9:57)・・・船形山のコル(10:02)・・・稜線への階段下(10:08)・・・一息峠(10:24)・・・岩崎自然歩道合流点(10:32)・・・葦毛湿原入口(11:03)・・・葦毛湿原駐車場(11:15) | |
山行記 | ●秋の花の様子を観るために葦毛湿原へ行くことにした。土曜日ということもあり、混雑するのは予想されたが、早朝なので、葦毛湿原駐車場はまだ車も少なく、いい位置に車を停めることができた。 ●それでも、それ以降次々と車が到着し、駐車場も段々埋まってきて、次々と登山者や葦毛湿原散策の人達が出発していった。そんな中、こちらも支度を済ますと歩き始めた。 ●葦毛湿原入口から、例によって葦毛湿原を見ながら木道を歩く。早朝なのでスイランはほとんど萎んだままで、キセルアザミやミミカキグサを見ることができ、シラタマホシクサもまだまだ見ることができた。 ●葦毛湿原から山道に入り、緩やかに登っていく。途中で岩崎自然歩道と合流し、以降、一息峠を経て登っていくと弓張山地の稜線へ上る急な階段の下に着く。この間、花はほとんど無く、見られるのはイズセンリョウの白い実ぐらいだった。 ●階段を上り、短いが急な坂を登り切ると周囲が開け、弓張山地の稜線や三河湾、遠州灘などを見ることができ、行き来する新幹線なども見ることができた。 ●以降、弓張山地の稜線を緩やかに登っていくと、大脇自然歩道廃道の告知看板を過ぎ、送電線鉄塔を経てNHK二川テレビ中継局に着く。夏まで花の多かったここでは、現在ノコンギクが咲くぐらいで、ひとりナンキンハゼの紅葉が目立っていた。 ●NHK二川テレビ中継局から少し下り、登り返すと、送電線鉄塔の立つ座談山山頂に着く。この日は青空の広がる晴天だったので、富士山の展望を期待していたのだが、その方向に雲がかかっていて残念ながら見ることはできなかった。 ●座談山山頂からの展望を楽しんだ後、急な下りを下ると、船形山のコルに着く、船形山コルからは短い登りが始まり、それを登り切ると、船形城址と書かれた標柱の立つ船形山山頂に着く。船形山山頂にも送電線鉄塔が立つが、展望は無い。 ●船形山山頂から少しずつ下っていくと普門寺峠に着く。そこから普門寺へ下る道は既に廃道、手洗方面へ下る道は12月から廃道になる旨の書かれた大きな告知看板が立てられていた。 ●普門寺峠から緩やかな道が続くが、岩が目立ち始め、望寺岩、送電線鉄塔を見ながら進んでいくと手洗方面への下山路が分岐する。しかし、この道も12月から廃道になるとのことだ。 ●分岐からは神石山への登りが始まる。その坂は途中から樹脂製の階段が始まり、登るに従い急になる。なんとかそれを登り切ると、一等三角点のある神石山山頂だ。 ●土曜日ということもあり、山頂は登山者で混雑していた。期待した富士山だが、やはりここからも見ることはできなかった。とにかく、開いたベンチで休憩をとり、浜松方面などの展望を楽しんだ後下山にかかる。 ●下山は、一旦船形山まで戻り、座談山とNHK二川テレビ中継局のあるピークはバイパスで迂回し、稜線の階段下からは来た道を戻った。葦毛湿原に戻ると、再び湿原の花を楽しんだ後葦毛湿原駐車場に戻り、帰路に就いた。 |
葦毛湿原入口 | 岩崎自然歩道合流点 | 一息峠 |
稜線への階段下 | 弓張山主稜線 | 稜線から見た渥美半島、遠州灘方面 |
NHK二川テレビ中継局 | すっかり紅葉したナンキンハゼ | 座談山山頂 |
座談山山頂から見る神石山方面 | 船形山のコル | 廃止の告知版が立つ普門寺峠 |
神石山山頂と浜名湖方面の展望 | ナツアカネ | 甲羅干しをするカメ |
アオサギ | クロガモ | カルガモ |
ノコンギク | リュウノウギク | コウヤボウキ |
スズカアザミ | ヒヨドリバナ | ヤマラッキョウ |
サワシロギク | スイラン | キセルアザミ |
シラタマホシクサ | イワショウブ | ミミカキグサ |
ヒメミミカキグサ? | ミミカキグサとムラサキミミカキグサ(左中程) | ホザキノミミカキグサ |