平尾山、五葉山 | ||
天気に恵まれ展望も良く秋の花も楽しむことができた文化の日の五葉湖周辺の山々 | ||
日 | 2022年11月3日 | |
山 | 平尾山(23)(464m)、五葉山(39)(338.0m) | |
行程 | 五葉湖駐車場(7:25)・・・野鳥の森入口(7:40)・・・レンゲツツジの小径分岐(7:53)・・・送電線鉄塔のある広場(8:09)・・・五葉山分岐(8:18)・・・五葉山(8:43)・・・五葉城祉、平尾山分岐(8:56)・・・五葉城祉(9:01-10)・・・五葉城祉、平尾山分岐(9:14)・・・高城砦跡(9:22)・・・平尾山(9:45-50)・・・送電線鉄塔(10:12)・・・作業路出合(10:17)・・・林道出合(10:51)・・・五葉城祉、平尾山分岐(11:03)・・・五葉城祉(11:07-29)・・・蛇穴分岐(11:47)・・・展望の小径下降点(12:02)・・・車止め(12:22)・・・湖畔道路、五葉城址分岐(12:26)・・・五葉湖駐車場(12:32) | |
山行記 | ●11月3日は晴れの特異日ということなので、約一か月ぶりに五葉湖を訪れることにした。祝日なので、いつも車を停める五葉湖駐車場は既に賑やかになっているのかと思ったのだが、いざ行ってみると一台の車も停まっていなかった。 ●車を停めると五葉湖の堰堤を歩き始める。新城方面には薄いもやが漂い、波の少ない五葉湖の湖面には五葉山が奇麗に投影されていた。しばらく堰堤で咲き続けていたハナゾノツクバネウツギやセイタカアワダチソウもそろそろ終盤といった感じだ。 ●堰堤から野鳥の森入口へ向かう湖畔道路もこれといった花は無く、野鳥の森入口からいつものようにレンゲツツジの小径の出口から作業道を歩く。少し前に沢山咲いていたフトボナギナタコウジュなどもすっかり花を落としていた。 ●送電線鉄塔のある作業道終点の広場から山道を歩いていくと、ヤマラッキョウやリュウノウギクが咲き始めており、アキノキリンソウやツリガネニンジンなどは既に終わりかけていた。 ●赤い実の小径分岐からいつもの急坂を登ると五葉山山頂に着く。この日は祝日だが近くの採石場は休みではないらしく重機の音が聞えていた。五葉山で少し過ごした後市境稜線を進む。 ●いつもなら五葉城址への分岐を見送って平尾山へ向かうのだが、この日は朝から青空が広がり富士山が見えそうなので、時間が経って雲などで見えなくなる前に、先に五葉城址へ寄っていくことにした。 ●分岐から、センブリやコウヤボウキなどがよく咲く林道を少し進み、案内に従って山道に入ると、程無く広く樹木が伐採された五葉城址に着く。日当たりの良い城址では、思ったとおり富士山が見え、リンドウやセンブリなどの花が咲いていた。 ●五葉城址は後でゆっくり見ることにして、先程の分岐まで戻り、平尾山へ向かう。道は最初、林道と並行して進むが、その後急登を一登りすると高城砦跡に着く。そこから短い急坂を下り、緩急しながら植林帯の道を登っていく。 ●途中、展望の開ける場所があり、そこからは豊橋や豊川市街、三河湾、三河の山々などを見ることができる。展望地からは短い急坂を登った後、平坦な道を進めば、展望の無い平尾山山頂に着く。 ●平尾山山頂からは、県境稜線を金山方面へ向かう。道は急で、それを慎重に下っていくと、樹木が伐採され展望の開ける所に出る。そこからは、富士山や浜名湖や遠州灘、富幕山などを見ることができるが、急なうえに足下が不安定なので要注意だ。 ●展望地を下っていくと送電線鉄塔の下に出るので、そこで県境稜線から外れて鉄塔巡視路を新城方面へ下る。急で滑りやすい道だが、すぐに荒れた作業道に出るので、以降しばらくそれを歩く。 ●以前一度草刈りがされた道だが、またヤブが深くなりかけており、花後となったヤブタバコやシュウブンソウ、イヌコウジュなどもヤブの一因となっている。花は、ナギナタコウジュやセンブリなどが目立ち、キツネノマゴも多くの花を付けていた。 ●やがて、未舗装の林道に出ると、それを歩いて、先程の分岐を過ぎて再び五葉城址へ向かう。道々にはマツカゼソウやヒヨドリバナ、ヤクシソウ、スズカアザミ、イナカギクなど秋の花が豊富だ。 ●五葉城址に戻ると、先程よりも光の回りが良く、よりくっきりと富士山を見ることができた。その外にも南アルプスや奥三河の山々などもはっきりと見ることができたが、樹木を伐採した時と比べ樹木の背丈が伸びてきた感じだ。 ●五葉城址で展望と秋の花を楽しみながら少し休憩をした後、下山を始めることにした。下山はいつものように、長い林道経由だ。林道沿いにもヤクシソウやスズカアザミ、ナギナタコウジュ、リュウノウギクなどの秋の花がいっぱい咲いていていい感じだ。 ●この日は祝日ということもあって登ってくる人も多く、いつもここで会う知り合いにも久々に会うことができた。一日中雲一つ無い晴天に恵まれ、久々にのんびりと里山を楽しむことができた。 |
大分草が伸びてきた五葉湖駐車場 | 野鳥の森入口 | 五葉山山頂 |
高城砦跡 | 平尾山手前の展望所から見る三河湾方面 | 平尾山山頂 |
平尾山直下から見る浜名湖、浜松市街 | 平尾山直下から見る富士山 | 平尾山直下から見る浜名湖、遠州灘 |
五葉城址 | 五葉城址から見る富士山 | 五葉城址から見る南アルプス |
五葉城址から見る本宮山と吉祥山 | 五葉城址から見る茶臼山と萩太郎山 | 五葉城址から見る三ツ瀬明神山 |
タカサゴユリ | ヤマハッカ | フユノハナワラビ |
メナモミ | ワレモコウ | イズセンリョウ |
センブリ | ヤマラッキョウ | シラヤマギク |
キッコウハグマ | キツネノマゴ | ナギナタコウジュ |
アケボノソウ | マツカゼソウ | イヌコウジュ |
イナカギク | スズカアザミ | コウヤボウキ |
オケラ | リンドウ | アキノキリンソウ |
マツムシソウ | ヤブコウジ | センボンヤリ |
リュウノウギク | ヒヨドリバナ | イヌトウバナ |
ツリガネニンジン | ヤクシソウ | ノコンギク |
アサギマダラ | アキアカネ | セスジイトトンボ |