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入笠山
紅葉シーズンの休日で賑わう頂で八ヶ岳などの展望を堪能する
2022年10月30日
入笠山B(1,955.4m)
行程 沢入登山口駐車場(9:10)・・・法華道分岐(10:04)・・・入笠湿原(10:07)・・・山彦荘(10:24)・・・マナスル山荘(10:33)・・・迂回コース、岩場コース分岐(10:46)・・・大阿原湿原分岐(10:56)・・・入笠山(10:59-11:21)・・・迂回コース、岩場コース分岐(11:32)・・・マナスル山荘新館(11:48-12:28)・・・入笠湿原(12:45)・・・沢入登山口駐車場(13:29)
山行記
●以前から計画をしていたこの山だが、天候不良などで7月から二度延期になり、三度目のこの日、ようやく実施できることになった。季節も移り変わり、目的も、夏の花から秋の花、そして今回は紅葉を期待しての山行となった。
●朝6時に豊川を出て新東名高速道路、中部横断道経由で登山口を目指す。行く道々、富士山が姿を現し、南アルプスや八ヶ岳、茅ヶ岳、金峰山などの展望が広がり、紅葉もいい感じで、今回こそは登ることができそうだ。
●紅葉シーズンの日曜日ということもあり、混雑が心配された沢入駐車場もまだ余裕だったので一安心。早速支度をして歩き始める。広い登山道は終始緩やかで、周りの紅葉を楽しみながら気分も上々だ。
●道は後半ほぼ平坦な道になり、途中、法華道分岐への分岐を過ぎると、程無く入笠湿原の獣除けのフェンスの出入口に着く。フェンスを開け閉めして、この時期花の無い湿原の木道を歩き、再びフェンスの出入口を出ると山彦荘前の未舗装の林道に出る。
●山彦荘の近くには公衆トイレもあり、道からは入笠湿原が一望できる。花は無いが、木々から垂れ下がるサルオガセが見事だ。山彦荘からは、そのまま林道を歩いてもいいが、往きはそれに並行する山道を歩いて進む。
●山道はこの時期花の無いお花畑を観ながらマナスル山荘の前に出る。入笠山登山口はマナスル山荘の道を挟んだ反対側にある。いきなり急な道が始まり、途中、お花畑への入り口を見ながらさらに登っていく。
●道の傾斜が緩んでくると、迂回コース、岩場コース分岐に出るが、両方ともコースタイムは同じのようなので、迷わず迂回コースを進む。迂回コースは、サルオガセの目立つ樹林の中の急坂をひたすら登る。
●途中、大阿原湿原分岐に出ると、山頂まであと5分の標識があり、後ひと頑張りすれば広く開けた入笠山山頂に到着する。入笠山には一等三角点が設置され、ほぼ360度の展望が広がる。
●八ヶ岳や中信高原、諏訪湖などへの展望が広がる外、富士山や南アルプスも雲の切れ間に見え隠れする。紅葉シーズンの日曜日ということで、多くの登山客が思い思いに山頂の展望を楽しんでいた。
●ここまで、予想に反して暖かかったのだが、さすがに風の通るこの時期の2000m級の頂は寒いので、展望を楽しみながら少し過ごした後下山にかかる。
●下山は来た道を戻り始めるが、丁度いい時間になったので、マナスル山荘新館で焼きチーズトッピングのビーフカレーを頂き、さらに下る。山頂の賑わいに反して登山者の少ない登山道を、紅葉を楽しみながら、車を置いた沢入登山口駐車場へと下った。

八ヶ岳PAから見る八ヶ岳 八ヶ岳PAから見る甲斐駒ヶ岳と鋸岳 沢入登山口
紅葉の中を緩やかに登る 法華道分岐 入笠湿原入口の獣除けの扉
獣除けの扉から未舗装林道へ 山彦荘前から見る入笠湿原 入笠山へは山道でも林道でも
マナスル山荘前の入笠山登山口 迂回コ-ス、岩場コース分岐 一等三角点のある入笠山山頂
入笠山山頂からは北八ヶ岳から南八ヶ岳まで全て見ることができる
入笠山山頂から見る諏訪湖と鉢伏山 入笠山山頂から見る車山と霧ヶ峰 入笠山山頂から見る富士山
入笠山山頂から見る南アルプス マナスル山荘新館 チーズトッピングのビーフカレー
唯一咲いていたヤマホタルブクロ
サルオガセ

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