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額堂山、喜桜山、三日月山
コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言下 人との接触を避け 人が少なそうな山を歩く
2020年4月15日
額堂山F(421m)、喜桜山B(354m)、三日月山(323m)、梅山A、艶山A、弘法山B、潮見山B、雲見山B、空見山B、小柿山B、丸山B、水沢山、清見山、八幡山、天王山、若宮山、鳥見山
行程 鳥川ホタルの里駐車場(8:11)・・・新東名下(8:23)・・・県道分岐(8:37)・・・新古坂峠口(8:39)・・・市境稜線(8:56)・・・梅山(8:59)・・・艶山(9:02)・・・三日月山(9:19)・・・額堂山トンネル真上(9:30)・・・久田野峠(9:42)・・・巡礼の道出合(10:05)・・・地蔵峠(10:10)・・・額堂山取付(10:16)・・・額堂山(10:26-35)・・・地蔵峠(10:46)・・・潮見山(10:48)・・・雲見山(10:50)・・・空見山(10:57)・・・小柿山(11:02)・・・丸山(11:09)・・・喜桜山(11:11)・・・天王山分岐(11:12)・・・水沢山(11:23)・・・清見山(11:25)・・・八幡山(11:29)・・・天王山(11:30)・・・若宮山(11:37)・・・鳥見山(11:41)・・・天王山登山口(11:51)・・・鳥川ホタルの里駐車場(12:13)
山行記
●先日、善住禅寺のコバノミツバツツジを見がてら、思わぬヤブ漕ぎの急坂を登り、鳥川の新コース巡礼の道に出て、そのの一部を歩いたが、今回は新コースを最初から歩いてみようと、出かけてみることにした。
●折しも愛知県ではコロナウイルス感染拡大に伴う県独自の緊急事態宣言が発布され、外出自粛が叫ばれている中、出かけるのは少々気が引けたが、平日でもあり、登る人の少ないであろう山に登り、行き帰りはどこにも寄らずに帰ってくるのならば問題ないだろう。
●まずは、いつもの鳥川ホタルの里駐車場に車を停め、巡礼の道登山口となる新古坂峠口まで県道を歩く。外出自粛要請の影響か、通勤時間帯なのに県道はほとんど往来する車は無い。
●道沿いではタンポポやヒメオドリコソウ、オオイヌノフグリなどの里の春を彩る花たちが陽光の中咲き競っていた。駐車場からは、愛宕山登山口の先で新東名高速道路を潜り、岡崎方面に続く市道と別れ、豊川方面に進むと道は上り始める。
●少し登ると人工池があるので、そこで県道を離れ、左に続く新東名建設工事で整備された舗装道を少し下ると、法面に付けられた階段が見えてくるが、ここが巡礼の道の登山口になる。
●登山口から急な登りが始まるが、すぐに道は緩やかになり、以降アップダウンしながら徐々に高度を上げていく。それをしばらく登っていくと、徐々に傾斜が緩くなってきてやがて市境稜線に出る。そこからは、先日歩いた緩やかな稜線沿いの道を進む。
●最初の二つの小さなピークにはそれぞれ梅山艶山という名前が付けられているが、それからしばらくは山の名前は付けられていない。その後も概して緩やかなアップダウンを繰り返すが、少しまとまった上り坂を登り切ると三日月山に到着だ。
●三日月山から少し平坦な道を歩くと新東名の額堂山トンネル真上という案内があり、さらに進むとわらべの小径への分岐となる巡礼の道出合を通るが、それを過ぎると、道は大きく下り舗装道が通る久田野峠に着く。久田野峠からは観音山や採石場の中を通る新東名、三河湾、渥美半島方面への展望も得られる。
●久田野峠からは、再び山道を登る。右手奥が採石場になっていて開けているので展望が得られる場所を探すが、なかなかすっきりとした展望を得られないままでもどかしい。一か所展望の広がる場所があったが、草木が邪魔してそれ程でもなかった。
●その後は緩やかな坂道をひたすら歩くが、傾斜が急になると「巡礼の道出合」と表示のある養鶏場へ下る道を分け、やがて地蔵峠に到着する。地蔵峠は十字路になっており、左へ行くと喜桜山、まっすぐ進むと産湯の滝、右へ行けば額堂山山頂だ。
●まずは額堂山山頂を目指す。以前、本宿から市況稜線を歩いた際は、道標が整備されておらず、市境を忠実に辿った結果、額堂山手前で道を見失い、ヤブの急斜面をよじ登って登山道に戻ったことがある。
●地蔵峠から緩やかに登ると額堂山山頂への案内が現れるので、それに従って額堂山山頂へ続く急坂を登る。標高差にして100m足らずだが、これまでそれ程の急登もなかったので大変だ。そして、その急坂が落ち着いてくると額堂山山頂に到着する。
●額堂山山頂は小広場になっていて休憩用の腰掛代わりの丸太が置かれているが、木々に覆われて展望は無い。平日なので、採石場の騒音が大きく響いており、少なくなった新東名を通る車の音もかき消すほどだった。
●額堂山からは、一旦地蔵峠まで戻り、そこから喜桜山方面へ進む。地蔵峠から少し登ると潮見山雲見山空見山と立て続けに現れる。少し下って登り返すと小柿山再び下って少しまとまった登りを登ると丸山を経て喜桜山に到着する。
●喜桜山のすぐ先に天王山への分岐が現れたので、軽くピストンするつもりで案内の方へ進んでいく。ところが、結構下ってきた感じなのだがなかなか天王山には到着せず、最初に着いたのが水沢山、次に清見山と来るが天王山はまだだ。
●清見山からは、短いが意外と急な登降があって八幡山に着く。ここで初めて持ってきた地図を確認すると、古い地図なのでこのコースははっきりと書かれてはいないが、どうやら違う登山口に下山するコースのようだった。
●ここまで来たのでそこへ下山することに気持ちを切り替えてさらに進む。八幡山から一旦下り急坂を登り切ったところで初めて天王山の山名が現れた。この山からは下り基調になり、坂道のベンチみたいなところに若松山鳥見山の山名表示があった。
●急な下り道はしばらく続き、最後は石垣の積まれた道と合流して、そのまま舗装道に出る。舗装道は、すぐに県道と合流するので、後は、沿道の春の花を楽しみながら、車を置いた鳥川ホタルの里駐車場まで戻った。
●結局この日は、額堂山の山頂で登山者と入れ替わりに出会っただけで、後は、下山口で郵便局員と出会い、戻った駐車場で休憩していた4〜5人のグループを遠くで見ただけだった。

広い鳥川ホタルの里駐車場 愛宕山登山口と新東名 巡礼の道の入口となる新古坂峠口
市境稜線に出る 6日にも訪れた梅山 以前通ったときは三日月山の表示は無かった
久田野峠 三河湾と渥美半島の山々を望む 採石場と新東名と観音山を望む
巡礼の道出合とある養鶏場への下降点 十字路になっている地蔵峠 額堂山への取り付き
額堂山山頂 空見山山頂 喜桜山山山頂
天王山への分岐 水沢山山頂 ようやく到着した天王山山頂
鳥見山山頂 石垣の道と出逢う ジロボウエンゴサク
ムラサキケマン シャガ タチツボスミレ
ヒメスミレ ヤブツバキ ニオイタチツボスミレ
ナンカイイワカガミ クロモジ ミツバツツジ
ミヤマシキミ ニョイスミレ(ツボスミレ) クサノオウ
キランソウ(ジゴクノカマノフタ) ヤブヘビイチゴ ヒメウズ
その他の花
オオイヌノフグリ、オオジシバリ、オニタビラコ、カキドオシ、クサイチゴ、セイヨウタンポポ、タチイヌノフグリ、タネツケバナ、トウカイタンポポ、ナガミヒナゲシ、ナズナ、ニオイタチツボスミレ、ニガイチゴ、ノゲシ、ハコベ、ヒメオドリコソウ、ホトケノザ、マツバウンラン、ミミナグサ、ムラサキサギゴケなど

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、喜桜山