天狗棚 | ||
花は今一つだが一時よりは涼やかになった高原歩きを楽しむ | ||
日 | 2018年8月27日 | |
山 | 天狗棚N(1,240m) | |
行程 | 面ノ木第三園地(7:50)・・・天狗棚展望台(8:14-21)・・・天狗棚(8:37-42)・・・下降点(8:44)・・・天狗棚、展望台分岐(8:52)・・・天狗棚展望台(9:07-13)・・・天狗棚ハイキングコース入口(9:26)・・・木地師屋敷跡(9:40-10:01)・・・面ノ木第三園地(10:20) | |
山行記 | ●この日は休みになり、天気は約束されているものの、猛暑がぶり返し、各地で猛暑日が記録されるという予報だ。これでは、近所の山では暑くて危険なので、少し標高の高い天狗棚辺りを軽く歩いてこようと思い、出かけてみることにした。 ●いつものように天狗棚第三園地に着くと既に1台の車が停まっていた。外気温は20度で、一時の猛暑日が続いた時期と比べると低く、涼やかな風も吹いておりいい感じだ。 ●早速支度を済ますと天狗棚展望台を目指して樹林の中を登っていく。石の広場からの道と合流すると尾根に沿って登るようになり、鳥居のある天狗の広場に出る。この辺りからシコクママコナが目立つようになる。 ●鳥居を潜ると、すぐに真新しい金属製の急な階段が現れるが、それを登りきると天狗棚展望台だ。展望台からは、茶臼山や三ツ瀬明神山などの奥三河の山々、その奥には恵那山や大川入山、さらに遠くに南アルプスの山々も望むことができる。 ●天狗棚展望台から少し進み、面ノ木第一園地への分岐を見送り小ピークを越えると、また面ノ木第一園地への分岐が現れる。天狗棚へはその先の木の階段を登る。短くそれ程の登りではないが、それを登り切ったところが天狗棚山頂だ。 ●樹林に囲まれて展望も無く、顕著なピークでもないので、山名表示が無ければ通り過ぎてしまいそうな地味な山頂だ。さらに進めば1200高地だが、花の時季でもなく、特に楽しみも無いので、この日はここまでにする。 ●天狗棚から今来た階段の道を下り、分岐から面ノ木第一園地方面へ下る。途中天狗棚展望台への分岐があるのでその道を進む。天狗棚展望台へは平坦な山腹道を歩き、最後に少し登ると、先程の天狗棚展望台手前の分岐に出る。 ●天狗棚展望台からは、階段を下り、天狗の広場から石の広場方面へ下る。やがて林道に出るので、それを歩いて茶臼山高原道路を潜る手前の下降点から木地師屋敷跡へ下る。 ●木地師屋敷跡もあまり花は無く、オタカラコウやサワギキョウなどが目立つだけだった。それでも、カワチブシやウメバチソウ、アケボノソウの蕾や花芽などは見ることができたので、秋の花のシーズンが楽しみだ。 ●木地師屋敷跡からは、林道を緩く登って車まで戻った。車に乗ると、車の外気温計は29度を指し、豊川まで戻ると36度になっていた。山が軽過ぎて少し物足らず、何処かに寄って行くという手もあったが、この日はおとなしく帰ることにした。 |
面ノ木第三園地 | 天狗の広場の鳥居 | 天狗棚展望台へはこの階段を登る |
天狗棚展望台 | 天狗棚展望台から見る茶臼山、萩太郎山、奥は荒川岳、赤石岳、聖岳など | |
天狗棚展望台から見る三ツ瀬明神山、平山明神山、大鈴山、鹿島山など | 天狗棚山頂 | |
面ノ木第一園地下降点 | 面ノ木第一園、天狗棚展望台分岐 | 木地師屋敷跡下降点 |
シコクママコナ | ヤマジノホトトギス | オタカラコウ |
ダイコンソウ | ゲンノショウコ | ミズヒキ |
オオルリソウ | サワギキョウ | キセルアザミ |
その他の花 アキノタムラソウ、アブラガヤ、イヌトウバナ、チヂミザサ、ツリガネニンジン、ヒメキンミズヒキ、ヤマハギなど |