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蓼科山
登山者で溢れかえる手軽に登れる日本百名山
2015年8月22日
蓼科山D(2,530.7m/百名山)
行程 七合目登山口(8:57)・・・馬返し(9:10)・・・天狗の露地(9:42-52)・・・蓼科山荘(10:18-24)・・・蓼科山(10:53-11:55)・・・蓼科山荘(12:21-30)・・・天狗の露地・・・馬返し(13:08)・・・七合目登山口(13:17)
山行記
●職場のクラブで久しぶりに蓼科山に登ることになった。朝5時に豊川を出発し、9時前に七合目登山口に着いたが、登山口の駐車場は既に満車、仕方がないので、少し手前の駐車場に車を停めた。しかし、この駐車場もほぼ満杯状態だった。
●支度をして登山口の鳥居を潜って登山道に入る。北八ヶ岳らしい樹林帯の中、緩やかな道を進むと「馬返し」という看板が現れる。その後もしばらく緩やかな道が続くので、そこで馬を返してしまうのかと疑問も感じる。
●緩やかな道は、突然ジグザグの坂道を登るようになり、やがて「天狗の露地」への分岐に到着する。登山道から外れてその天狗の露地を見ていくことにする。天狗の露地は、岩石を敷き詰めたような裸地で、雲が多く遠くは見えないが、女神湖などを見ることができた。
●天狗の露地を過ぎる辺りから、登山道は徐々に急になり、ザンゲ坂と呼ばれる木々が散乱する岩石の多い道をジグザグに登る。行く手が明るくなってくると、蓼科山荘の建つ将軍平と呼ばれる広場に出る。蓼科山荘前のテントではバッジやバンダナなどのオリジナルグッズが売られていた。
●将軍平で少し休憩した後山頂を目指す。最初は緩やかな道もすぐに急坂になり、濡れて滑りやすくなった大きな岩をよじ登るように登る。この日は登山者が多く、すれ違いも大変で、山頂直下では登る登山者が渋滞するといった状況だった。
●道が左に巻くようになると、やがて蓼科山頂ヒュッテに到着する。とにかく登山者が多く、特にこの辺りは登山者の行き来が激しく、まるで繁忙期の観光地のようだ。
●蓼科山頂は広いが、登山者でごった返している。自慢の展望はというと、ガスがかかりなにも見ることができない。どうやら日本に接近しつつある台風の影響だということで、独立峰の蓼科山の山頂部には既にその影響が出ているとのことだった。
●とりあえず一等三角点のある山頂を探す。石に着けられた黄色のペンキを辿って山頂に着くが、やはり多くの登山者が記念撮影をしているので、順番を待ってこちらも記念撮影をした。
●せっかくなので蓼科神社奥宮でお参りをし、近くで休憩をとった。ガスは時折薄くなるが、晴れることはなさそうで、晴れたにしても遠くの山も雲をかぶり、見ることができそうではないので、来た道を戻ることにした。

七合目下の駐車場 鳥居のある七合目登山口 馬返し
天狗の露地分岐 天狗の露地から女神湖を見下ろす ザンゲ坂
将軍平に建つ蓼科山荘 蓼科山山頂の一角に建つ蓼科山頂ヒュッテ バッジの無人販売
蓼科山山頂 蓼科山山頂にある蓼科神社奥宮 広い蓼科山山頂
ハクサンフウロ バイケイソウ ミヤマアキノキリンソウ
ヤマハハコ イタドリ ミヤマホツツジ
ツリガネニンジン マツムシソウ ワレモコウ
ミヤマニガイチゴ ノハラアザミ コケモモ

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