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高ドッキョウ
アイゼンを装着して歩いた日曜日限定の富士山展望の山梨百名山
2015年2月15日
高ドッキョウ(1,133.2m)
行程 駐車地点(8:30)・・・樽峠登山口(8:33)・・・林道1(9:07)・・・林道2(9:20)・・・樽峠(9:23)・・・清水展望(10:55)・・・青年下降点(11:10)・・・高ドッキョウ(11:39-12:20)・・・清水展望(12:55)・・・樽峠(11:58)・・・林道2(14:01)・・・林道1(14:07)・・・樽峠登山口(14:32)・・・駐車地点(14:35)
山行記
●この変わった名前の山は、以前から知ってはいたが、これまでなかなか行く機会がなかった。しかし、この近辺の山々もそろそろ登り尽した感もあり、今回登ってみることにした。
●登山口の樽峠登山口までは狭い傷んだ道が続き、加えて中部横断道の工事が盛んに行われており、ダンプカーが頻繁に行き来する平日や土曜祝日では安心して通れないような感じだ。
●樽峠登山口付近に着くが、駐車場がよくわからないので、すぐ上の、日曜日で休工中の工事現場の広いスペースに車を停めさせてもらうことにする。
●駐車地点から少し下がった、樽峠と案内のある方向へ凍結した道を登ると、すぐに広い駐車スペースが現れるが、それが正規の駐車スペースなのだろう。そこには、まだ早い時間だからなのか、1台の車も停まっていない
●駐車スペースの奥に「樽峠40分」という案内があるので、そこから山道に入る。凍りついて嫌な感じの木の橋を3か所ほど渡ると、沢沿いの道を緩やかに登るようになる。
●さらに進むと道は大きなジグザグを描いて急斜面を登り、やがて、出来たばかりの林道に出る。この辺りから道の雪が多くなり、朝の冷え込みで凍って滑りやすくなっているが慎重に通過する。
●林道を横切り、急斜面を登っていくと、再び林道に出るが、そこまで来れば樽峠まではあと少しだ。林道を少し歩き、案内に従って山道に入り、一登りすればお地蔵様の祀られた樽峠だ。ここでは、静岡側から登ってくる道、平治の段を経て貫ヶ岳へ続く道、そして、高ドッキョウへ行く道が交差している。4年程前は、静岡側から登ってきてここから貫ヶ岳へ向かった。
●樽峠から続く尾根道は、アップダウンしながら徐々に高度を上げていく。植林が多い中、立派なブナの木も見られ、時折樹間には富士山や篠井山、青笹山、毛無山などを見ることができた。
●登山道上に残った雪は、しだいに道を覆うようになり、痩せた尾根道では、凍って危険な個所も出てきたので、アイゼンを装着することにした。メンバーも買ったばかりで初めてのアイゼンに難儀しながらも、何とか取り付け完了し先へ進む。
●清水港展望から一つ二つピークを越えると、いよいよ高ドッキョウへの登りが始まる。登るにつれ傾斜は増し、雪も深いため大変だが、背後に見える富士山に励まされながらひたすら登ると、やがて山頂の一角に到着する。
●そして山頂は、そこから続く平坦な道の先にある。高ドッキョウ山頂は、富士山方面が刈り払われ、天使山塊を従えた絶景の富士山を見ることができた。
●山頂は、風も無く、暖かい陽だまりで、富士山の姿を楽しみながらの昼休憩を存分楽しんだ後、下山を始めた。下山した樽峠登山口には、車が3台停まっていた。

工事現場の駐車地点 樽峠入口は凍りついていた 樽峠登山口から山道が始まる
滑りやすい嫌な感じの木の橋を渡る 最初の林道を横断する 2つ目の林道から樽峠へ進む
お地蔵様が祀られている樽峠 樹間から見える富士山 樹間から見える尖った篠井山
ブナの大木が目立つ 慎重に痩せた尾根を通過する 樹間から見える青笹山
清水港展望所から見る清水方面 雪は道を覆うようになる 急坂を登り詰めて辿り着く山頂の一角
 富士山の展望が広がる高ドッキョウ山頂
山頂から見る富士山

山頂から見る天使山塊

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