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明神山
雪と雨で苦労したが雪歩きと霧氷を楽しむことができた年末の明神山
2010年12月29日
明神山H(1,016.0m)
行程 乳岩登山口(8:15)・・・一服の岩(8:55)・・・鬼岩(9:25)・・・鬼岩乗越(9:35)・・・胸突八丁下(9:45)・・・胸突八丁ノ頭(10:06)・・・六合目(10:17)・・・馬ノ背(10:53)・・・明神山(11:10-40)・・・馬ノ背(11:50)・・・六合目(12:17)・・・胸突八丁ノ頭(12:25)・・・胸突八丁下(12:44)・・・鬼岩乗越(12:55)・・・鬼岩(13:02)・・・一服の岩(13:27)・・・乳岩分岐(13:43)・・・乳岩登山口(13:53)
山行記
●今年の〆の登山として明神山へ行くことになった。天気予報では曇りのち晴れということだったが、登山口へ行く途中で雨が降り始めた。空は青空が見え明るいが、周囲の山は雨模様だ。結局登山口の乳岩の駐車場に着いても降っているのでカッパの上着を着て出発する。
●しばらくは乳岩峡の渓谷を見ながら緩やかに登る。乳岩分岐を過ぎ少し傾斜が増してくると一服の岩という恰好の休憩場所に着く。雨は既に止んでいて暑いのでカッパを脱いで更に進むが、いつの間にか雪が舞うようになり、鬼岩に着く頃には降り方も強くなってきた。しかし、こんな中でもロッククライミングの練習をしている人がいたのには驚いた。
●鬼岩からは更に傾斜がきつくなるが、鬼岩乗越まで時間はそれ程かからない。鬼岩乗越からは稜線上を歩くことになり快適な稜線歩きといきたいところだが、大岩を迂回するなどのアップダウンが多く、とてもそんなわけにはいかない。しかも稜線上は既に雪が登山道を覆い、ただでさえ前日の雨で木の根などが滑りやすくなっているところなので歩くスピードは一向に上がらない。
●胸突八丁の急登も雪で覆われているので滑りやすく、ルートの選択も難しいが、我慢して登りきると六合目に着く。ここは、三ツ瀬登山口からの道との合流点となっている稜線上のピークで、既に標高は912mある。ここも、雪が降り積もり、いつもとは違った雰囲気だ。
●六合目からは一旦下り、再びアップダウンを繰り返しながら進む。この辺りは痩せた稜線上の道で、岩場が多く、鎖や梯子などが取り付けられているが、雪で滑りやすく慎重に通過しなければならない。
●やがて明神山の岩場のハイライトである馬ノ背下に着く。雪でここの通過だけが心配だったが、スリル感はあるもののそれほど危険は感じられなかった。むしろ、鉄梯子から馬ノ背に乗り移る部分が雪で滑りやすく少し緊張した。しかしこの辺りから、霧氷が見られ始め、日が当っていないのが残念だが、今シーズン初めて見る霧氷はとても綺麗だった。
●馬ノ背からは山頂部分を望むことができ、山頂がすぐ近くのように感じるがるが、ここからすんなりと山頂というわけにはいかないのが明神山だ。数度のアップダウンを繰り返し、最後の急坂を登りきって初めて山頂に立つことができる。
●山頂には鉄製の立派な展望台が設置されているが、この日は山々が雪で見えないだろうと思ったので期待しないで登ってみたが、やはり展望はよくなく、ただ寒いだけなので山頂は早めに切り上げ、山頂から少し下った風のない所で食事をした後、下山を開始した。

乳岩登山口の駐車場 乳岩峡の一枚岩は雨に濡れて滑りやすい 乳岩分岐
一服の岩 鬼岩では雪が降り出す 鬼岩乗越
胸突八丁の頭 六合目にあたる912mのピーク 馬ノ背はこんな感じ
馬ノ背から見た宇連湖は雪で霞む 馬ノ背から見た鉄塔のあるピーク 馬ノ背から見た東栄の街方面
馬ノ背から山頂にかけては霧氷が美しい
明神山山頂はすぐそこだ 明神山山頂はすぐそこだ 明神山山頂展望台から霧氷を見る

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