月山 | ||
強風の中、紅葉と青空と展望を楽しんだ、楽々登れる東北の日本百名山 | ||
日 | 2010年10月3日 | |
山 | 月山(1,984m/百名山)、姥ヶ岳(1,669.7m) | |
行程 | 姥沢駐車場(7:56)・・・リフト下駅(8:08)・・・リフト上駅(8:25)・・・姥ヶ岳(8:51)・・・金姥(9:03)・・・リフトからの道との合流点(9:31)・・・月山(10:05-32)・・・リフトからの道との合流点(11:11)・・・リフト上駅(11:57)・・・リフト下駅(12:12)・・・姥沢駐車場(12:25) | |
山行記 | ●前日の蔵王山に続いてこの日は月山を目指す。この日の登山口である姥沢は、宿泊した休暇村羽黒とは月山を挟んで反対側になるので少し早く出てきたが、カーナビで案内された近道の六十里越街道が途中の橋梁工事で通行止めだったので引き返し、大回りすることになり、その分のタイムロスで、目標としたリフトの運行開始時間には間に合わせることができなかった。 ●ようやく着いた姥沢登山口の広い登山者用駐車場には、清潔で綺麗なトイレも設置されており、既に多くの登山者がリフトの方向へ歩いていた。 ●こちらも身支度を整えると、早速リフト方面へ舗装道路を歩き始めた。姥沢小屋の所で自然保護の協力金(1人200円)を納め、更に進むと、道路の傾斜は次第に急になり、朝一番で慣れていない体には少々きつかった。 ●リフトは姥ヶ岳の中腹まで運んでくれる。リフトを下りて少し歩くと、姥ヶ岳を経て山頂を目指すコースと直接山頂を目指すコースとに分かれるので、まずは姥ヶ岳を目指す。 ●山頂が近付くにつれて風が強くなり、山頂では危険を感じる程の風となった。姥ヶ岳山頂からは、昨日登った蔵王山や吾妻連峰、朝日連峰、鳥海山などを見ることができたが、それどころではない。飯豊山や宮之浦岳、安達太良山でもそうだったが、余程今年は強風に縁があるらしい。 ●強風は、姥ヶ岳から先も吹き続け、木道の上を帽子を押さえながらの歩行となった。月山山頂は最初からよく見えているが、ササが激しく波打つ様子を見ると、この先もまだまだ強風はおさまりそうもなかった。 ●やがて、牛首でリフト上駅から直接月山山頂を目指すコースと合流すると、いよいよ月山の主峰である熊野岳への登りに取り付く。大きい石とザレた小石で歩き難いが、萌えるような紅葉の山肌と青空を見上げながら登れば、いつの間にか山頂手前の広場に着く。 ●広場から見ると、月山の最高所には月山神社が建ち、その左後方には鳥海山が見える。強風は相変わらずで、山頂付近では特に風も冷たく、多くの登山者が神社手前の山荘の影などで風をしのいでいた。 ●下山は、直接リフトへ向かうコースをとる。ここら辺りは風も弱く、緩やかな登山道を紅葉と青空を楽しみながら歩く余裕が出てきたが、稜線を見上げると相変わらずササが激しく波打っており、風の強さに変わりはないようだった。 ●天気予報では、この日は良くて曇り、悪ければ雨という予報だったが、ここまで晴れるとは思っていなかったので、強風は別として、昨日と合わせて2日とも、紅葉と青空と展望を楽しむことができた、いい遠征山行となった。 |
姥沢の駐車場からリフト乗り場まで歩く | 姥沢小屋小屋前で協力金を納める | リフト下駅 |
リフト上駅付近から月山を見上げる | 背後には朝日連峰が連なる | 昨日登った蔵王山 |
吾妻連峰 | 姥ヶ岳への登りから見る月山 | 姥ヶ岳山頂付近の地塘と朝日連峰 |
姥ヶ岳山頂 | 姥ヶ岳山頂付近から見る鳥海山 | 姥ヶ岳方面を振り返る |
月山はまだ遠い | 月山八合目からの道と合流する金姥 | 月山を見上げる |
リフトからの道と合流する牛首 | 広場から見る月山山頂部と背後の鳥海山 | 月山山頂から姥ヶ岳方面を見る |
黄色が冴える紅葉の山肌 |
鮮やかな紅葉と月山 |
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谷は紅葉で埋め尽くされる |
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リフト上駅付近も紅葉が美しい | 登山者や観光客で賑わうリフト上駅 | リフト下駅とその先に駐車場が見える |
ハクサンイチゲ | ミヤマキンバイ | タカネトウウチソウ |
リンドウ | マイヅルソウ | イワショウブ |
ゴマナ | ハナヒリノキ | アキノキリンソウ |